2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧
香水のできるまで④ 香水のイメージ さて香水はどのようにできているのでしょう? まず香水のイメージを考えます。たとえば「さくら」の香りなら、「花霞」や「儚く淡いピンク」「うすい花びら」といったいくつかのキーワードに置き換えて構成を考えます。た…
香水の原料 古い時代、初期のころの香水は「バラやジャスミン、スミレ」などの花、「レモンやオレンジ」のかんきつ類、植物から採った香料を中心にシンプルな組み合わせで作られていました。 また、「白檀」のような木の香りや、「ムスク」などの動物性香料…
日本の香り 日本には、6世紀の仏教の伝来とともに「沈香木(じんこうぼく・じんすいこうぼく)」が入ってきました。
夏休みなので、学生の頃を思い出してこんなレポートを書いてみました。 PERFUME(パフューム)の語源は、Per Fumum(ペル・フムーム)。「煙(Fumum)を通して(per)」というラテン語から由来しています。 スパイスや香草などの貴重な香料を、宗教的な儀式…
ツルボが咲いている。 とてもとても楽しみにしていた。小さな淡いピンクの花、ツルボ。 光によって、ピンクと紫が微妙に変化する。
お盆中には朝晩の涼風にすわ秋が来るのかと思いきや、猛暑がぶり返しもう1週間。 こんな暑い日の新宿御苑は、冬枯れの時期と同じように静かだ。 雲の影がビルの上を斜めによぎっていく。
どこか懐かしくてとても新しい、この素敵なデザインに魅せられて。 この絵を描いたMIDORIさんご本人もとてもキレイな方だが、色使いの美しさには目を奪われる。 昨年だっただろうか、アトリエで初めて拝見した時に、彼女の絵にいっぺんに虜になってし…
巨大な柑橘類、みしょうかん(美生柑)。ブンタン(文旦・ザボン)の仲間のようだ。 出先でこれは何ですか?と聞いたら、「とってもおいしいから持って行きなさい」と言われ、最初は辞退したのだがどうぞどうぞということで、この小玉スイカのような大きなミ…
ねこじゃらし、ありふれた雑草。 日記は毎日書くと威張ったとたんにお休みした。 今日は2つ書かねば。 そう思っているうちに夜になった。
スヴェニールママンの和三盆ロールと言う。M子さんが手土産に持ってきてくれた。「これ、とってもおいしいんです~」話題のスイーツ情報は、もっぱらコンパウンダーのM子さんから入ってくる。 ==== 「えー、和三盆?えー純生ー!」L子嬢、頬を染めて喜ぶ。 …
暦の上では秋といっても、まだ暑いアスファルトの上に、近ごろやたら目につく蝉のなきがら。 思えば子供時代に経験した最大のピンチは、八月の後半、日増しに強くなるツクツクボウシの声とともにやってきた。それも毎年、こりずに。 お盆が終わればもう、あ…
ミズヒキという渋い草花。小学校の中の松林はいつも鬱蒼としていたが、ところどころさす日差しの中に、ひっそりとこのミズヒキが咲いていた。 懐かしい、そしてなじみの草花。
サルスベリの赤い花がいよいよと咲くと、もう夏休みも終わりに近いのではないかと、小学生でもないのにどことなく淋しいというか、焦ってしまう。 この時期になると蝉の種類も変わってきて、ツクツクボウシの声がする。夜になれば「チッチッチ」とカネタタキ…
北海道の巨大なメロン、スイカでなくて。 「ふらのレッド」というらしい。となりのコーヒーカップはデミタスだけど、それにしても本当に大きい。
小学生の夏休みの宿題に、確かに「走馬灯(そうまとう)を作る工作をしたと思う。したというか、試みたといったほうが正しい。 なぜかというと、完成しなかったんじゃないかと。 たぶん、それなりのキットのようなものだっただろうし、ろうそくの火は母親に…
月遅れのお盆、8月15日は終戦記念日でもある。 暑く、遥か遠くは騒がしく、そして静かな一日。
どらやきが好きだ。それも、小さいのがいい。 なぜかっていうと、あんこに対して皮の部分の割合が多くなるから。あんこばっかりあまっちゃうのは感心しない。 この小さなもちどらは、皮しっとりめで、中にうすく牛皮(ぎゅうひ)が入っている。もちっとして…
小さなシジミ蝶も可愛くて好きだけど、この大きなアゲハ蝶をみるとなんだか得した気分になる。最近はめったに見ないなあ。 大きいのでゆったりとんで見えるが、とにかくちっともじっとしていない。花にとまっても羽を休めることがないので、なかなかきれいに…
アリスのキンちゃん、全国ツアーの合間を縫って今日、マザーロード66を買いに来てくれました。2009年からのご愛用者さまです。 「MR66がもうなくなっちゃったんだけど、ある?」 とキンちゃん。とても評判がよくて気に入っているらしい。 「特に女性に…
「もし私がとても料理上手で、家できちんと食事を作れるなら、毎日こんなごはんが食べたいな」というような、上等の家庭料理のお味。とっても洗練された「おうちご飯」とでも言おうか。 そうはいっても家じゃできない技なんだよなあ・・・。 広尾にある和食…
ライトアップされた東京タワーをバックにした、神宮外苑の花火大会、2012。 「夕方6時半にきてちょうだいね」そう言われてアトリエを出た時はまだ空は明るい。 ==== 花火が始まるまであと1時間。そのころには真っ暗になるのかあ・・・。やっぱり秋めいてきた…
まだまだ暑いのに、8月7日の立秋を過ぎたら、急に日差しが秋めいて感じられる。 これは可愛いうちわのお菓子。中に牛皮(ぎゅうひ)が挟んであって、外は軽い薄焼のもなかのような生地。 しっとりぱりっとおいしい。銀座あけぼのの和菓子。
これは、色とかが「朝顔」のイメージ。 言葉の音には対象物の本質を決定する要素があるけれども、文字の見た目にも一定の印象があると思う。 口に出せば同じでも、書いたときに、朝顔と、あさがおと、アサガオ、ではイメージが変わるようだ。
銀座千疋屋(せんびきや)でフルーツサンドを買う。 この小さな箱にぎっしり感がいい。ターコイスブルーの箱のデザインも、昭和のレトロな雰囲気で、そこがまたよいのである。
伝染病で人が死に絶えた家。 誰はばかることなく中に入って荒らす四人の泥棒たちがいた。なぜ彼らは病気に感染しなかったのか。 中世ヨーロッパでは繰返しペスト(黒死病)が流行し、多数の死者が出た。まだ病気の原因が目に見えない細菌やウィルスだとわか…
コモンセージ。 Are you going to Scarborough Fair?Parsley, sage, rosemary and thyme,スカボローフェアにも歌われている。
半月型に切った巨大なスイカを一口食べると、冷えていてしかもすごく甘い。 「こ、これはうまい・・・」
「ヘクソカズラ」だよ、屁糞蔓。それはあまりと言えばあまりな名前。 夏の道端、フェンスなどにごく普通に絡んでいるツル性の雑草だが、もむとヘンな匂いがする。そんなことからついたようだ。
やれよかったナンバンギセル間に合った。出張やらなんやらでしばらく新宿御苑にいけなかったので、もう枯れちゃったかなあと心配していた。 新宿御苑の日本庭園、橋と橋の間の池のほとりにススキのひと固まりがある。このススキの根元に生えている背の低い花…
「私はここのザッハトルテだけが好きなのよ~」パルファンサトリに長く居る、ヌシのようなマダムSは、しばしばウィーンに行く。ザッハトルテといえば有名なチョコレートのケーキである。手土産でひとつ持ってきてくれた。