パルファン サトリの香り紀行

調香師大沢さとりが写真でつづる photo essay

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

蝶 ツマグロヒョウモン Argyreus hyperbius

ツマグロヒョウモンは新宿御苑やアトリエ近辺でよく見かける蝶である。 見た目は派手だが毒はない。これはメスだと思う。 蝶には珍しく、メスの方が派手だ。 この蝶を見ると晩夏という気持ちになる。 雨が降ってせみの声がばったりやんでしまった。 この2-3…

ルーペ lupe 拡大鏡  magnifying glass

これは手作りの18金ルーペ。写真では反対側にチェーンを通すバチカンがついていて、首から下げられる。 使わないときは、バチカンを支点にくるりとレンズを収納して、外からの見た目は卵形のペンダントトップに見える。 倍率が高く、文字を見るには適してい…

マザーロード66 メンズ香水 Mother Road 66 再入荷!

☆マザーロード再入荷のお知らせ! お待たせいたしました、マザーロード66が再入荷いたしました。引き続きご愛用を宜しくお願いいたします! マザーロード66 イタリア産のレモン・ベルガモット・マンダリンのシトラスを中心に、ラベンダー、ローズマリーな…

ヤブミョウガの青い果実 Pollia japonica

ヤブミョウガの青い果実 Pollia japonica この時期はほとんど見るべき花がなくて、汗を流しながら園内を朦朧と歩いていると、鬱蒼とした木の下に白い花が咲いている。 毎年、この時期になるとヤブミョウガの群生に気がつく。 花が咲かなければただの濃い緑の…

もうすぐ処暑(しょしょ)Solar term

立秋を経て暦の上ではもう秋、そして今週末の8月23日は24節気の処暑(しょしょ)である。これを過ぎれば暑さも一段落という。 今日は猛暑も最高潮というか、本当につらい一日だった・・。 それでも1週間前の蝉時雨(せみしぐれ)はミンミンゼミが優勢だったの…

ギボウシ(擬宝珠)Hosta

ギボウシ(擬宝珠)Hosta ギボウシ(擬宝珠)という名前の由来は、つぼみが橋の欄干についている擬宝珠(ギボウシュ)に似ているからだという。その擬宝珠というものはたぶん誰でも目にしたことがあると思う。頭の先がとがった玉ねぎのような、栗のような、…

庭と植物 le JARDIN

なぜ私は植物が好きなのだろう? 庭を作るのは時間がかかるものだ。 それは作り手にとって手間がかかるという意味ではなく、庭自体が成長する時間が必要ということで、それは植物が育つとか、馴染むとか、植物同士が折り合いをつけていくという意味が含まれ…

「四季」VIER JAHRESZEITENの2部「夏」Sommer/Goethe

「何ゆえ、私は移ろいやすいのです? おお、ジュピタアよ」と美がたずねた。 「移ろいやすいものだけを美しくしたのだ」と、神は答えた。 ゲーテ詩集 高橋健二訳 新潮文庫 166p "Warum bin ich vergänglich, o Zeus?" so fragte die Schönheit. "Macht' ich …

カーネーションのパウダー Oeillet Fane  Grenoville Perfumes

パリのヴァンヴの市で買った古いパウダー。 カーネーションのきれいな絵が書いてある。 まだ未使用で、箱もあまり汚れていない。 直径6センチくらいの小さなケース。 とても気に入っている。 帰国後ずっとここにアップしたかったのだが、ようやく写真をとる…

ショウガの花 Ginger_Gingermbre

すきっとしてドライ、クールでホットなショウガ。 夏の暑気払いにもいいし、冬の寒い時期にも体を温める。 ホワイトジンジャーの花は観賞用としてもとてもきれい。 それにいい匂いがする。 ホワイトフローラルをフレッシュグリーンでシャープにした感じ。

青いワイン スパークリング La Fleur Bleue

ラ フルール ブルー。近くのコーヒーショップで、3年ほど前から、夏になるとこの青いワインが並んでいるのは知っていた。 でも、色がきれいすぎて、なんとなく敬遠していたのであるが・・・。 なんかものすご-く毎日暑くて、とても疲れていたので たまには…

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