2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧
「Life 高崎勉写真展」が来週水曜日からギャラリーヴィグロワで開催される。 いつも、高崎さんの写真には魅了されてしまう。変な言い方だが、魂を奪われるっていうのかな・・・ような感じがする。 この方の作品をみると、「写真って、人が撮るのであって…
晩秋は寂しいものなのに、彩りは華やかだ。 新宿御苑では、大銀杏がすっかり黄色く色づいている。
大輪のバラ、ブラックティーは美しい。でも芳香がない。 声と引き換えに足をもらった人魚のように、美しさのために香りを犠牲にしたのかな。
今日はL子ちゃんと一緒に、帽子の展示会「Sugri Voile de Mariee」に行ってきた。松濤(しょうとう)にあるミモザハウス・カントリーでのウェディング展だ。
昨日のつづき➤そうしてライコスガール三つ目のエッセイはバス・フレグランスだった。 思うに、だれでも親と一緒にお風呂に入った幼い頃の思い出は、幸せに包まれているだろう。ごく普通の家庭の普遍的なイメージは、懐かしいシャンプーや石鹸の香りに彩られ…
ベッドフレグランス② そして、ライコスガールの3話のうちのひとつ、「ベッドフレグランス」についても書いている。 私の千一夜物語の最初のブログでもある。 眠りの質が重要視される今、香りはとても大切。 それはアロマセラピーでいう「特定の精油に安眠効…
今日は休日で、めずらしく家にいて時間があったので過去ログを読み返してみた。 今から10年前、ライコス・ガールというサイトに「音楽と香り」というテーマのエッセイを3話連続で掲載させていただいた。
オー・デ・コロン(Eau de Cologne )、オー・ド・トワレ(Eau de toilette) オー・ド・パルファン(Eau de Parfum)の呼び方。 この、真ん中の「de」は「デ」と「ド」の中間のような音だが、どういうわけか、カタカナで表記すると習慣的にこういう発音にな…
ひとりひとりがみんなブランド 生徒さんはみな、自分の好きな香りを自由に作る。それは、「売れる香り」や「受ける香り」という枠にとらわれない。 だから、一人の人がいろんなタイプの香水を作っても、それぞれの個性や特徴が出る。 それまで体験してきたこ…
クレマチスは春から夏にかけて咲くと思っていたが・・・。 散歩の途中で見つけた。11月になっても、きれいに咲いている紫のクレマチス。 雨にぬれて、蕊(しべ)の先に露が宿っている。
ヤツデというのは、昔から裏庭の薄暗い所に植わっていると決まっていたものだ。 じみーな木。ヤツデ、というが葉の枚数は7枚か9枚の奇数で、中指のように中央が長い。
すっかり葉も落としたモクレンの木を、よく見るとちいさな芽がついている。 モクレンは葉より花が先に咲くから、この芽はやがて花になるのだろう。3月、赤紫の大きな花を咲かせる。 4か月も前のこんなときから、花は準備を始めている。寒い冬を乗り越えるた…
私にとって、花はどれも魅力的だが、一般的にごくつまらないと思われるような花にも、素晴らしい香りが隠されていることがある。 こうした花の匂いについて書かれている本はとても少ない。 香料を採る植物でなければ、わざわざ香りをかいでそれを記録するこ…
さざんか(山茶花)も茶の木も、椿も、同じ椿(カメリア属)の仲間である。 しべに近づくと、いい匂いがする。「匂い椿」と呼ばれるのはさざんかの品種であり、椿には匂いがない。
今朝は母のお手前をちょっとのぞいて、横からお薄を一服(杯)頂戴する。 朝の「続きお薄」は、いつもは母ひとりで二椀飲むので量は少なめ。
ここ、明治神宮のこの一角、きれいな紅葉がみられた。なんの木だろう。 遠目には、櫨かナナカマドのようにも見えたけれど。
10月、マユミの赤い実がとってもきれいだった。まだはじけていなかったので、また少ししたら見に来ようと思っていた。
小啄木鳥(コゲラ)、つまり小さいキツツキである。 新宿御苑、母子森でふと上を見上げると木の幹をとことこ上っている小さな鳥が。 白とグレーのまだら模様が可愛い、おしゃれな小鳥だ。こんな可愛い顔をして、虫を食べるんだから。。。
アトリエの1階には、おおむね週一回、花を活ける。小さな場所だが、全部で5か所の飾るところがある。
秋のバラに会いに行く、そう思うだけで胸がときめく。 もう、薔薇園の盛りは過ぎてしまったけど、むしろ新宿御苑はすいていてゆっくり香りを見ることができる。 ジュード オブ ジ スキュア。
カッコウアザミ、という名前が印象的でずっと覚えていた。 英国文学の翻訳物に、抒情的な風景描写の中に出てきたのだと思う。原書ではもちろんカッコウアザミなどと書いてあるわけはないが。 漢字で書くと「郭公薊」、英名は「アゲラタム」ともいう。
辰砂(しんしゃ、cinnabar)とは本来、鉱物の硫化水銀(HgS)である。 赤い塊の結晶で、中国の辰州で産出されたことからこう呼ばれた。 焼き物の「辰砂(しんしゃ)」は、この鉱物を使うわけではないようだが、色合いからこのように呼ばれるらしい。
渋谷、銀座のビルの屋上で、「ミツバチを飼って蜂蜜を収穫する」というプロジェクトが放映されたのを見たことがある。
秋の陽に映える赤い実、ハナミズキ。 花の少ない枯れた秋に、遠目にも目立つルビー色の実。透明感がある。
カリンは、リンゴやナシと同じバラ科の植物で、マルメロともいう。 「マルメロ!」 なんか可愛い言葉。まるくってメロウだなんて!
新宿御苑の菊花壇展。日本庭園をぐるりと散策しながら、さまざまな種類の菊を観賞できる。 これは子供の頭ほどもある「大菊」 赤、白、黄色とずらっと並んでいる。
あの日私は水辺におり明るい日差しの中にただよっていた
そして、ついにある朝、ちょうど日の出の時刻に、姿を見せたのである。その花は、たいそう念入りに化粧をしたので、欠伸をしながら、 「ああ、やっと目が覚めたわ・・・ごめんなさいね、まだ髪が乱れたままで・・・」 (プチ・プランス 新訳 星の王子様 サン…