パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2013年ありがとうございました。

よいち「夕焼けを見ると、なぜかおっかさんを思い出すんで、グスッ」 さとり「大晦日も暮れていくか。今年も御苦労さんだったね、今日はもう終わりにして国にお帰り。」 よいち「へえ、そんじゃ・・・この正月はのんびりさせてもらいます。さとりさまもどう…

阿雅佐にて ランブルスコで乾杯 Lambrusco

この日は12月生まれの同級生と、チームメイトに誕生日を祝ってもらった。みな家庭のあることとて、私としては異例の6時半スタート。 学生のころは親といるよりも長く、朝から晩まで一緒にいたというのに、卒業してからは会うどころか電話も疎遠な仲間たち。…

サザンカ Camellia sasanqua

サザンカ、白。山の茶の花。 木の花というのは、大人の花なのかな。球根草の派手さもないし、草花のような可憐さとも違うけれど、品があると思う。 もう、年が明ければ次はツバキの季節。

影 Shadow

冬が渇いてひび割れて めくれ上がった表皮の下に 春が隠れているのだもの 見えているのは影法師

種子(たね)Seeds

種子(たね)は、自分が何者なのかは知りませんでした。種はただの、種だったからです。 自分が何の花だったかも覚えていません。 かつて落ちたであろう朽ち葉の上に、また幾層もの落ち葉とさまざまな虫の死骸と土が積み重なり、深く沈んでいきました。 日の…

クッキークリスマス! Icing Cookie,Santa,Christmas,

なんてかわいいアイシングクッキーでしょう !青山にあるSweet Holicスイートホリックのハンドメイドクッキー。 パルファンサトリでフレグランスデザインを学ぶ千絵美さんは、faire un calin フェール アン カランというブランドを持つ、フラワーアレンジの…

クリスマス・イブのイブ Noel

仕事の途中で用事があり、デパ地下に行ったら食品売り場はクリスマス一色、大変な人ごみと熱気である。 今日はシチューの予定で昨日から用意していたにもかかわらず、飾りつけやクリスマスソング、売り場のムードになんとなくウキウキ。ついふらふらと余計な…

香水の非常識 Bad manners

神宮前のあるカフェで、もとアシスタントのR子ちゃんと食事をした。 4人掛けのソファ席に2人で座った。店はまだすいている。席は顔のあたりまでの高さの壁で仕切られていて、私たちが席に着いた時、壁の向こうは誰も座っていなかった。 スパークリングワイン…

アラジンの魔法瓶  Aladdin

私の遠足のお供、アラジンの魔法瓶。 これはアンティークというより、昭和の思い出、というところだろう。 先日行ったお料理屋さんでのこと。 そこは細い路地の奥で店の名前もないところなのだが、お料理の合間、ご亭主が赤いタータンチェックの大きな魔法瓶…

鳩の行水 Columba livia Gmelin

この寒い日に!鳩の行水。 このせせらぎの中に椎(しい)の実が落ちている様子。地面の上をあらかた食べてしまい、水の中にまで降りてついばんでいる。 冬に向けての大切な栄養源である。 今の日本人は恵まれて、この文字通り「ハングリー」精神がないから、…

花の後ろ Narcissus paper white

そうして、今年もまた水仙が咲く。 花の後ろは無防備で、心を隠すことができない。 それなのに、正しく読むことのできる人は少ないのだ。

四十七士 討ち入り 47RONIN

今夜は四十七士討ち入りの12月14日。 今日、若い生徒さんに「赤穂浪士って知ってる?」 と聞いたら、『は、なんですかそれ』というような顔をしていたので 「今の人はしらないんだ!」とびっくりしたけど、30年前も私の母親世代が同じようなこと・・・「若い…

フェンディの書類カバン Fendi antique

今から25年前に私の父が亡くなり、形見として私が貰ったフェンディの書類カバン。父も使っていたものなので、少なくとも35年以上は前のものだと思われる。 カバンは薄手で軽く、大きさもちょうどいい。父を偲んでずっと愛用していたのだが、布地は擦り切れ、…

1900年以前のブランド香水 antique perfume

1900年までのブランド香水はまだシンプルな処方のものが多く、あっさりとしたシトラスタイプや花の香りを再現したシングルフローラルなどが多い。

ガマ、蒲の穂Typha latifolia L.

蒲(がま)の穂は、割れると中からタンポポの種のような綿毛が出てくる もう少し寒くなると、これがふわふわと飛んで、あたりの水面から地面から、一面に真っ白い雪のように積もる。 たまたま橋のすぐ近くのさわれるところに、綿を噴き出している穂ががあっ…

リュウノウギク 龍脳菊 Chrysanthemum japonicum

白い、清楚な小菊が咲いている。龍脳菊(りゅうのうぎく)という。 去年香りを見たときはもっとお香のような香りに感じたが、今年はウッディに交じって、なんだかヨモギっぽい青い匂いもする。 毎年、同じ花を見ても毎回新しい発見がある。マンネリのようで…

大雪(たいせつ)、紅葉 Autumn leaf color

今日は二十四節気の大雪(たいせつ)。 本来なら「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也(暦便覧)」とあるように、紅葉(こうよう)も終わっているころ。 今年は寒くなるのが遅かったから紅葉も遅れているようで、東京はまだこの週末くらいは楽しめそうだ。 …

ハナノキ Acer pycnanthum

ハナノキ、ハナカエデともいう。先週のハナノキは、紅葉が進んで右側が赤く葉が色づいている。 1週間後、すっかり赤く変わったハナノキ。 樹形がこんもりと整っていてきれい。 ➤ハナノキ カエデ科 学名:Acer pycnanthum

ダイサギ 鷺 Ardea alba

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舞う植物 マイハギ Desmodium motorium(Houtt)Merrill

花としての死が新しい命の始まりでした。 舞う植物、マイハギ。 気温が35度くらいになると先の方の若い葉が旋回を始める。音にも反応して、高い声で歌うと動き始めるそうである。 ➤マイハギ マメ科 学名:Desmodium motorium(Houtt)Merrill

フジテレビの番組「One hour sense」で紹介されました

フジテレビの番組でパルファンサトリ紹介 フジテレビ 毎週日曜日 21:54~ メルセデスベンツ提供の「One hour Sense」にパルファンサトリが紹介されました。 ゲストはアーティストの「Su」さん(RIP・SLYME)です。バラの香り作りを体験していただきまし…

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