ナンバンギセル
「野辺見れば尾花がもとの思ひ草かれゆく程になりぞしにける 和泉式部」 尾花はススキ、思ひ草とは「ナンバンギセル」のことで、秋の歌である。 南蛮煙管(ナンバンギセル)はススキの根に寄生する植物で、うつむき加減に咲く姿が、物思うさまに例えられ、古…
ナンバンギセル。 ススキの根に寄生して生えてくる小さな植物。 昨年は時期が外れたのか見ることができなかった。 やや萎(しな)びて見えるのは、今年は暑かったせいだろうか、それとも時期が遅かったせいか。 思いのほかわさわさと生えている。 そして、3…
やれよかったナンバンギセル間に合った。出張やらなんやらでしばらく新宿御苑にいけなかったので、もう枯れちゃったかなあと心配していた。 新宿御苑の日本庭園、橋と橋の間の池のほとりにススキのひと固まりがある。このススキの根元に生えている背の低い花…