・日本舞踊など芸能
昼間の暑気が残る中、九段下を通りかかった。 にぎやかな人出に誘われて靖国神社の御霊(みたま)祭りを通ってみた。 全部で3万個以上あるといわれる提灯が参道にぎっしりと並んでいる。 そんな中、偶然目にとまったひとつの提灯。 あれ?と思って見たのは上…
京ろうそく体験教室、「色かけ」に続き「絵付け」。さっき自分で赤い色をつけたロウソクに、上から絵を描いていく。目の前では若い女性の職人さんが、白いロウソクの中央に金色の菊のご紋章を描いている。1輪が16枚の菊のはなびらを、型紙もなしで大きさ…
京ろうそく体験教室、昨日からの続き。 いよいよ実際に「和ろうそく」を作ってみることに。商品を作っている現場に入れていただけるということがとても嬉しい。 手前にあるのは蝋型、右手には大きな鍋で温めて溶かしたロウ、奥は作業する台。この方がここの…
うわー、獅子舞(ししま)いなんか久しぶりに間近で見た。 元旦にランチを食べていたら、鉦(かね)や太鼓、ささらを鳴らしたお囃子(はやし)が入ってきた。 「あれ、これだけ?」と思ったていたら、しばらくしてから獅子舞いが登場! 頭を大きく振ると思え…
神奈川県にある寒川神社は、相模国一ノ宮(さがみのくにいちのみや)と称され、関八州鎮護(かんはっしゅうちんご)の神として、少なくとも千五百年の歴史があるそうだ。 昨年の暮れ12月30日に、母と一緒に先月のお札(ふだ)を返し、新しいお札を頂きに伺っ…
鳩居堂を見るのは楽しいので、銀座に行けば必ず寄って何かしら買って帰る。この日も季節の便箋と封筒をたくさん買って、 「そういえば隈取(くまどり)のぽち袋があったはず・・・。」探してみるとやはりあった。それも2種類も。 一つのたとう包みには、6枚…
坂東玉三郎初春特別公演、ル・テアトル銀座。ホテル西洋銀座と一緒の建物にある。 歌舞伎座は今建て替え中。この劇場で歌舞伎を見るのは初めてだが、やっぱり少し小さいし洋風な舞台だ。それでも、赤い提灯をつるしたり、紅白の餅花を飾ってお正月らしさ、和…
日本舞踊最後の演目は小学校6年生、「藤娘」だった。
「羽根の禿」という演目で、振り付けはすっぱりと忘れてしまった。 だいたい、「禿」(はげではない。かむろと読む)という職業がなんなのかも知らず踊っていた。 むろん、小学生2-3年生に遊郭のことなんかわかるわけもないが、花魁(おいらん)の横にいる付…
人間の記憶というものはあてにならないものだ。
ひどく懐かしいものが出てきた。日舞のお稽古で使っていた扇子だ。
私の日本舞踊の初舞台は、3歳のときの「てるてるぼうず」で、
新宿御苑の藤はあまり目立たない。たぶん池のほとりに1か所くらいかと思う。花房も小さく、パラパラとしてやや控え目である。 ==== 花が高いところに咲いているので匂いを嗅ぎにくい。もっとたくさん長く垂れ咲いているところだと、香りが漂ってくるのだが。…
娘道成寺と桜 飾りものや着物の柄は、季節の先へと進む。桜の盛りをこれから迎えようとする頃には、すでに桜の飾りは遅い。 安珍・清姫 三角形の図案は「鱗(うろこ)」を意味する、日本の古典柄。鱗模様と言えば蛇。蛇と言えば道成寺、となるわけである。「…