銀座千疋屋(せんびきや)でフルーツサンドを買う。
この小さな箱にぎっしり感がいい。
ターコイスブルーの箱のデザインも、昭和のレトロな雰囲気で、そこがまたよいのである。
でも千疋屋の始まりは江戸時代、既に180年の歴史を持つ老舗果物店だ。
ちょうど小腹のすいた夕方、お茶受けとしてこのフルーツサンドをみんなで食べてみる。
「パンに果物とクリームなんて邪道」といいそうなN氏は絶対に食べないと思ったが、思いのほか嬉しそうに食べている。
L子嬢も、この可愛い見た目に華やいだ様子・・・。
切り口から見える、うっすら白とピンクの切り口に紅をひいたようなイチゴ。
これ欠かせないアイテム。
生のメロンと、しゃりしゃりのリンゴの食感がアクセント。桃も入っている。
やはりケーキじゃなくてパンだから、あっさり目の生クリームがとっても合うのだ。
2種類のサンドが入っているようだがひっくり返すと同じもの。
並べ方ひとつで、ますます食欲をそそられてしまう~。
大昔、まだ子供の頃・・。
「これがセンビキヤのメロンよ」と言ったら、「どこに線が引いてあるの?」と聞いた友達がいた。
おやじギャクのようなコギャク、じゃなくて真面目にそう思ったみたい。