・アンティーク
この古いトランプも、先日の漢字博士№2と一緒のお宝箱に入っていたものです。週末を使って引っ張り出してみました。 ブランコに乗っているのは、NHKのこども番組、「チロリン村とクルミの木」という人形劇に出てくる、河童のコン吉です。 1964年まで続き、そ…
9月4日、今日は櫛の日(くしのひ)。インスタグラム「毎朝の一服」から思いついて父方の祖母の形見の櫛 を出してみました。私ははまぐりの螺鈿 (らでん)が気に入って、お茶会によく挿して行ったものですが、髪をショートにしてから出番がなくなりました。…
1.5センチ角くらいの、古い腕時計である。小ぶりのケースで、龍頭(りゅうず)と尾錠(びじょう)にクラウンのマークが入っていてとても可愛らしい。 ひと昔前は、ロレックスはメンズというイメージがあったが、これはクラッシックな雰囲気のあるレディスウ…
見た目はチェスの駒(こま)、ルークみたい。アンティークショップを覗(のぞ)いていて見つけた真鍮(しんちゅう)製の塊(かたまり)。デスクの上のペーパーウェイトになり、手のひらにすっぽり入りそうな。。。雰囲気のあるものをずっと探していた。お店…
ドルセーのファンタスティック, D'orsay fantastique,1952年発売の香水。ドルセーの最初の香水は1830年らしい。データベースを見ると、2005年にアンティークショップで購入している。ずっとガラスケースに飾っていたので、未開封なのに底のほうに少ししか残…
ルドゥテさんは代官山から恵比寿の途中に隠れ家のようにあるジュエリーサロン。オーナーの古池さんがデザインする、クラッシックな魅力のシンプルで洗練されたジュエリーとアクセサリーを扱う素敵な空間です。この日は「ジュエリーサロン ルドゥテ」で古池さ…
毎年8月には、近くのホテルで絵の展覧会を開催しているので、一人で出かけるのが常である。今年は鏑木清方(かぶらききよかた)と上村松園(うえむらしょうえん)を中心に集めた美人画展であった。鏑木清方は美人画で有名な日本画家であるが、その描かれた…
イギリスアンティーク、ガラスのペンダントシェード。引っ越しのお祝いに頂いたもの。インテリアのものを贈るのって、とっても難しいものだと思うけど、センス良く選んでくれた。私の好みやアトリエをよく知っているからこそできることだと思う。とろんとし…
今まで飾り切れずに仕舞ってあった絵がたくさんある。アトリエが新しくなったのを機に、額の中身を変えてみる気になった。これは葉脈標本を並べたもの。私は全然ノーマークだったのだが、絵を広げているうちに友人が「これ素敵!」と選んでくれた一枚である…
ガラスでできたアンティークの時計。色がとろっとセピア調で可愛い。もうずっと長いこと、調香オルガン台の上に置かれていたのだけど、今度は香水の飾り棚の上におくことにした。後ろに見えるのは、自作のミニチュア調香オルガン台。こんな風に下から撮ると…
ガレの花瓶。パリのクリニャンクールで2003年に購入。引っ越しをすると、しまい込んでいたものなどを再発見して懐かしいものである。このガレの一輪挿しは、14年前の夏にアシスタントのR子ちゃんと二人でパリに行ったときにみつけたもの。新しいアトリエに飾…
☆ 香水名 ディオレラ,(Diorella) ☆ 発売年 1972 ☆ 香調 グリーン・フローラル・シプレ ☆ パフューマー エドモン・ルドニスカ Edmond Roudnitska ☆ ブランド ディオール (Dior) ディオレラはミスディオール(ジャンカール+ポールヴァシェ)から固さを抜い…
☆ 香水名 Miss Dior ミスディオール ☆ 発売年 1947年 ☆ 香調 シプレ ☆ パフューマー Jean Carles and Paul Vacher. ☆ ブランド DIOR (ディオール) このクラッシックなミス・ディオールは、グリーン・シプレーにアルデヒドの入った硬質でメンズっぽい香り。…
zucchiniの天ぷら。市場の横の鶏肉やさんの店先できれいなお姉さんが揚げている。写真撮ってたら、お姉さんにひとつ試食でもらっちゃった♪紙で包まれたzucchiniのフリッター。ひとくちぱくり。なかから熱いオイルがじゅわっと出てきて口の中がやけどしそう!…
今日、母の裁縫箱を開けてみて、思いがけず変わったものを見つけた。これはレッカーリフース(Lackerli-Huus)というスイスのお菓子屋さんのタブレット入れ。たぶん、昭和30年代のものと思われる。母の針箱は、なんだかわけ分らないモノがたくさん入っていて…
5月1日、パルファンサトリ11階アトリエで、「夏の香水鑑賞会&お茶会2015」を開催いたしました。このたびは、グリーンやグリーンティーなど、夏にふさわしい香りを中心に香りをピックアップ。まずは香水を芸術へと大きく変えたエポックメイキングな名香とし…
☆ 香水名 L'AIMANT(レイマン)☆ 発売年 1927年☆ 香調 フローラルブーケ☆ ブランド コティ (COTY)☆ サイズ 14 cm× 8 cm☆ カテゴリ オーデコロン☆ 未開封 L'Aimant は、フランス語の磁力。香りはクラッシックなフローラル・ブーケのコンポジション。
☆ 香水名 Detchema デッチマ☆ 発売年 1953年☆ 香調 フローラルブーケ☆ ブランド REVILLON (レヴィオン)トップはアルデハイドとピーチ、ヒヤシンスやネロリ、やがてジャスミン、イランイラン、ミュゲ、ローズのフローラル、ラストはレザー、サンダル、アン…
☆ 香水名 Le Dandy☆ 発売年 1925年☆ 香調 ウッディスパイシー,☆ パフューマー Dominique Preyssas☆ ブランド ドルセー (D'orsay)ブラックの八角形に金のラベルが美しいドルセーのパルファン。未開封。女性用のラ ダンディと、男性用のル ダンディがある。
昨日に続き、これもパルファンサトリのライブラリーからアンティークの香水本のポスター。Erizma Paris(1885~)というブランドのSirda(1925)という香水。1925年といえばアールデコの時代。これも浮世絵風。このポスターの花は枝垂れ梅だと思うけれど、葉が…
にやり、右大臣くん。これでゆっくり眠れるわい。角度によってなのかな・・。なんかみんなほっとしているみたい。髪の毛にねぐせがつかないように、撫でつけてから、しまう。また、来年までおやすみ。もう、3月4日にはかたづけなくてはならないのだが、(な…
3月1日、パルファンサトリ11階アトリエで、「春の香水鑑賞会&ティーパーティー2015」を開催いたしました。このたびは、ライトオリエンタル・トレンドを念頭に香りをピックアップ。 まずはクラッシックな名香として、ボルドニュイ/ゲランを鑑賞しました。vol…
官女中「あーやれやれ、ずっと立ってるのって疲れちゃうわ。いいわね、あんたたちは座ってられて」官女左「ナニ言ってんの、お姐(ねえ)さんだって、夜に皆が帰った後で、おちゃんしてたでしょ」官女右「ネエ、おちゃんって何?おちゃんって」官女左「いや…
私のひな人形、お供の子たちの中から左大臣。私は半べそをかいていると思ったのだけど、アトリエのNセンセイは「この子は意地悪そうだ」とおっしゃる。そうかな~。右大臣はちょっとベビーフェイスな感じ。いや、みんなベビーフェイスなんだけどね。久しぶ…
五人囃子(ごにんばやし)の小鼓(こづつみ)担当くん。ほのかに笑みが浮かぶ。楽器の中で鼓(つづみ)のデザインが面白くて好き。砂時計状の筒の両側に皮を張り、緒と呼ばれる紐を張って作られている。この紅い緒が、形をとてもドラマチックにしていると思…
私と同い年の雛人形(ひなにんぎょう)、昭和の。すでに半世紀以上たっている。もうずっとしまったままだったので、久しぶりにサロンに飾ることにした。これはお内裏様(親王)。赤ちゃんの顔で、こんなふうに二等身のお雛様は、今ではあまりみられないよう…
日本薬局方註解とは、医薬品の規格基準書である。明治19年(1886)に初版が公布されて以来改訂がくりかえされて、平成13年3月30日に公布された第十四改正が最新版だ。これは母方の祖父の持ち物で、先日、母の本棚から発見しもらってきたものだ。明治生まれの祖…
これは昔、パリの蚤の市で発見した。手帳カバー?カード挟み?のようなもの。「ようなもの」というのは、元はなんだったのかわからないが、べっ甲の固い表紙が両面についていて、二つ折りになっている。表面は象嵌(ぞうがん)風に金の模様が入っていて、内…
先日の記事に載せた写真は、仏事用の母の指輪である。仏事の装飾品には、通常パールやジェットなど光らないものをつけるが、これは木彫りのリング。さして高価なものではないが、悼む気持ちにはふさわしいように思う。まだ私が十代の頃は、母が弔事の席でつ…
先日、18金のルーペのことを書いていて思い出した。十年前、母の誕生日のためにオーダーしたペンダントルーペ。懐中時計のようなバチカン(吊り下げ金具)がきれいな、これも18金のハンドメイドである。最近あまりしていないので、どうしたのか聞いてみたと…