2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧
花のサンクチュアリ 2 パリ・バノー その公園は幾何学的な花壇の集合ではなく、田舎家の庭でくつろぐような、心休まるような野の風情がある。 ハーブガーデンはカジュアルに植えてあり、果樹が豊かさを表している。ブッシュ(灌木の茂み)があり、あずまや風の…
花のサンクチュアリ パリ バノー 1 花の都パリとはよくいったものだ。(ほんとの意味は違うかもしれないけれど) うろうろと散歩すれば、小さな公園や花壇がいたるところにあるし、お花屋さんも多く、白い窓辺に赤いゼラニウムの鉢が飾ってあったりする。 …
都会のジャスミン こんなビル街の真ん中に、半分野生化したようなジャスミンが、今まさに咲き始めている。 これはハゴロモジャスミン。香料を取るジャスミンとは違う種類だが、やはりジャスミンの匂いがする。つぼみは濃いめのピンク色だが、開くと白い小さ…
いちょうの新芽がでて あんなに待ち遠しかった桜の時期もあっという間に過ぎ、新緑の季節になった。 「いちょうの赤ちゃん」は、一週間でみるみるとした「こども」に成長し、4月23日の今はもうこんなに大きく育っている。 毎日、世界のすべてが成長していく…
謎のロシアの香水 これは、古い古いロシアの香水と言うだけで、いつどこで手に入れたかも忘れてしまった。 未開封だが、自然に蒸発して、もう下の方に少ししか残っていない。匂いは、濃い目のオリエンタル。ラベルは、 「OCT 5.1280-72 Ⅵ.76 「P.3KCT…
花は語り合うように 花を活けることは難しく考えることはなくて、どんなふうにいれたらきれいかな?とおもいながら、ただ長さを切って向きを決めているだけ。 花は生き物なので、毎日その姿を変えていく。たとえばユリのように下から順に咲いていく花は、枯れ…
生け花のお稽古で感じた子供時代の思い出。切り落とされた蕾や葉から学んだ花の語り合う美しさ、そして中学で本格的に始めた生け花の道。勅使河原草風先生の教えと花への愛情を振り返ります。
小さい頃から植物が好きで、いつもポケットに小さな植物図鑑を持っていた。
オリエンタルからシトラスまで、シプレーの範囲は広い。
新宿御苑の藤はあまり目立たない。たぶん池のほとりに1か所くらいかと思う。花房も小さく、パラパラとしてやや控え目である。 ==== 花が高いところに咲いているので匂いを嗅ぎにくい。もっとたくさん長く垂れ咲いているところだと、香りが漂ってくるのだが。…
ジベルニーの藤(ふじ)Giverny 藤の見ごろは5月。そんな先入観があるせいか、いつも桜に気を取られているうちに、気がつくと藤も終わりごろだったりするから油断ができない。 もう今からサーチしはじめなければ。 これはモネの庭、フランス・ジベルニーの…
娘道成寺と桜 飾りものや着物の柄は、季節の先へと進む。桜の盛りをこれから迎えようとする頃には、すでに桜の飾りは遅い。 安珍・清姫 三角形の図案は「鱗(うろこ)」を意味する、日本の古典柄。鱗模様と言えば蛇。蛇と言えば道成寺、となるわけである。「…
きょうは、お花屋さんでシダレモモの鉢をもらったので、うれしくてしかたがない。
日曜日の午後、所用の帰り。陽気に誘われて靖国通りを淡路町から神保町へ、久しぶりにひと駅歩いてみた。
プッチーニは蝶々夫人など、異国情緒の作品を残しています。
名前の由来は「星の王子様」で有名なフランスの作家、アントワーヌ・ド・サンテグジュペリの小説「夜間飛行」から。
甘くこってりした愛の香りと、エキゾチックなボトルが似合って、とてもきれいな香水。
ものを作るプロとは 「このコースが終わったらプロになれますか?」 「いつプロになれるでしょう?」 そういう質問が、ままある。「プロ」というのが何を指すのだろうか? ピアノのバイエルから始めて音大を出ただけで、「ピアニストになれますか?」「美大…
自分の「好き」をみつけよう 私の好きな洋服、色、音楽、絵、写真、小説、心地よくなる場所、あこがれの女優、なんでも。 流行でなくても、人と違っていてもいいの。人と同じでないと、恥ずかしいなんてことはない。 でも、無理に違うものを選ぼうとしなくて…
ワクワクしながら香りを作ろう! 私がびっくりさせられるのは、大学でケミカルを習ったわけでもなく、香料会社で修行したこともない、ごく一般の香り好きの生徒たちの作品の中にも、すばらしいアイデアやセンスを発見することである。 子供たちははじめ、6色…