パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

アートと香り

西洋と日本の伝統色 色と香り

色と香り 西洋と日本の伝統色 表紙もとってもきれいな、「日本の伝統色」と、「西洋の伝統色」の2冊を並べてみました。本を開けば、色見本と名前、写真が並んで楽しい気分が上がります。 4色分解すれば、CMYK(シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック)の…

パリ ルクサンブルグ公園 アルフォンス・ミュシャ展

秋のルクサンブルグ公園 犬も歩けば棒に当たる、パリを歩けば、心惹かれる展覧会には必ず出会うものです。 このときのパリ滞在は、リュクサンブール公園(Jardin du Luxembourg)のそばを選びました。ホテルは大通りに面した賑やかな場所ですが、道をちょっ…

アルヴォ ペルト'鏡の中の鏡'庭園美術館 Spiegel im Spiegel

香りもそうなのですが、音を聴いているとそこに集中して、心を委(ゆだ)ねられるので気がつけば余計なことを考えずにいる自分がいます。日曜日、旧朝香宮邸(きゅうあさかのみやてい)庭園美術館コンサートにお誘い頂き、松田理奈さんの素敵なヴァイオリン…

「ルノワールの家美術館」Cagnes-sur-Mer

南仏カーニュ・シュル・メール(Cagnes-sur-Mer)の丘の上、「ルノワール(Renoir)の家美術館」に行く。少女趣味的独善による私的な見解を述べてみたい。特徴的なくちびる、やや扁平な丸い顔、豊かな腰。なぜ後半のルノアールの作品のモデルの顔が似ている…

サーフ・ブレイク・フロム・ジャマイカ surf break from Jamaica

この写真は実はハワイの海なんだけど、「サーフ・ブレイク・フロム・ジャマイカ」 (surf break from Jamaica)のカセットテープは大学生の時よくかけていた。 延々と波の音だけのA面と、B面(って死語?)はウクレレの音がとぎれとぎれ入ってるのよ。 こ…

シャガール美術館 ニース⑤ Musée national Marc Chagall

ニースのちょっと坂を上がったところにあるマークシャガール美術館。 たまたま通りかかって入ってみることにした。 お庭の中にあるこざっぱりとした建物。 素晴らしい作品の一部がこのサイトで紹介されている。シャガール美術館オフィシャルサイト, 光を取り…

オーラを撮る 高崎勉 Tsutomu Takasaki

高崎さんはオーラを撮れる人だと思う。 誰が撮っても、シャッターを押せば景色は同じはず、見えるように撮れるはず...。 しかし人は同じ光景を前にして、同じように見ているわけではない。 形ではなく、そのものが醸し出している雰囲気、情緒、オーラ。高崎…

MIDORI Melancholia ミドリ メランコリア

胸がせつなくなるような詩を透明なヴォイスに載せて奏でる「Midori/Melancholia」(ミドリ・メランコリア-all songs & written by Midori) パルファンサトリの「ワサンボン」のイメージイラストを書いてくださったミドリさんはCDも出す歌手でもあっ…

「千の音色でつなぐ絆」 violin project

これは、2011年の大震災によって流された家屋などの流木を材料として作られたヴァイオリンである。

「infinity」 MIDORI YAMADA

どこか懐かしくてとても新しい、この素敵なデザインに魅せられて。 この絵を描いたMIDORIさんご本人もとてもキレイな方だが、色使いの美しさには目を奪われる。 昨年だっただろうか、アトリエで初めて拝見した時に、彼女の絵にいっぺんに虜になってし…

スカボローフェア Scarborough Fair

どこか遠くから懐かしい曲が流れてきて、とても好きな曲だったのに思い出せない。 鼻歌で旋律をたどってみても、すごく知っているのに出てこない。 しばらくしてからポンっと出て来た。「スカボローフェア、サイモンとガーファンクル。」

Life 高崎勉 写真展 2011年12月7日(水)〜18日(日)

「Life 高崎勉写真展」が来週水曜日からギャラリーヴィグロワで開催される。 いつも、高崎さんの写真には魅了されてしまう。変な言い方だが、魂を奪われるっていうのかな・・・ような感じがする。 この方の作品をみると、「写真って、人が撮るのであって…

高崎 勉 Breath.展

フォトグラファー高崎勉さんの個展「Breath.展」、今日から。

Kooza クーザ シルク・ド・ソレイユ

たまたま切符が2枚手に入ったので、休日の午後L子ちゃんと二人、シルク・ド・ソレイユの「クーザKOOZA」を見に行ってきた。

吉岡耕二 個展 MIDNIGHT JAZZ Koji Yoshioka

吉岡耕二さんの個展、「MIDNIGHT JAZZ KOJI YOSHIOKA」が、銀座桜の木ギャラリーで開催され、そのオープニングパーティーに行ってきた。

アリスのキンちゃん 矢沢透

アリスのキンちゃん、矢沢透さんは時々ここへ来られる。

ジェラール・プーレ&中澤きみ子 ヴァイオリン・デュオ・リサイタル

美しい音に酔いしれて、中休憩へ。シャンパンを手に、「よかった~!感動した~」とツレのL子ちゃんときゃっきゃ言ってしまう。

浅草 追分

おでん、お多福のすぐ前に、津軽三味線を聞かせてもらえるところがあると言うので、ちくとおでんと熱燗をやったあと、最終開演に合わせて店をでる。

ルート66、マザー・ロード

かつてのアメリカのメインストリートとして、シカゴからロスまでつながる4000kmの道、ルート66。 国道66号線(U.S.Route66)は、ハイウエィ66とも呼ばれる。スタインベックの「怒りの葡萄」の中では、The Mother Road(マザー・ロード)と名づけら…

アトリエの窓から

アトリエの窓から 小泉淳作 講談社 1998年 小泉淳作氏は、創るということに対して非常に厳しい人だ。そして、この「アトリエの窓から」は、真摯な人間に対しては、優しい本かもしれない。 プロになる厳しさや、若い頃の逡巡、商業アートと芸術の違いなど…

PHOTO-GRAPHERS FILE 2010

PHOTOGRAPHER 高崎勉さん フォトグラファー、高崎勉さんの写真には、特別な空気が流れている。 ある日、たまたま手にしたあるジュエリーブランドのカタログ。そこに写っていたのは、それまで見てきた宝飾写真とは違う印象のものだった。 私はその写真に少し…

ラフマニノフ「鐘」 浅田真央さん /Rachmaninov

まおちゃんが3つ目のトリプルアクセルに成功した瞬間、見ていて思わず涙ぐんでしまった。 ==== この一飛びの後ろ側に、どのくらいの努力があったのかと思うと、どんな言葉も陳腐だ。 たぶん、日本中の人が応援し、感動し、涙したと思う。 採点方法がどうと…

色と香りの表現-1

香りの表現手段 香りを色で表現して言う。 香りは目に見えない。それに、香りを表現する専門の言葉はとても少ない。そこで、人に伝えたり、話し合うためには借り物の言葉を使って香りを説明する。 香りを色でたとえることはポピュラーな方法のひとつだ。匂い…

明治通り、銀杏並木を描く

夜半の雨が街を洗い流し、朝の日差しが銀杏並木をまばゆいように照らしている。

オレグ・クリサ ヴァイオリンリサイタル

オレグ・クリサさんのバイオリンリサイタルのチケットを頂いた。

吉岡 耕二 色彩の旅 東急Bunkamuraギャラリー

吉岡耕二さんの東急文化村での個展は10回目になる。 彼の絵画は色遣いが大変美しい。 アトリエでは、壁のぐるりに描きかけのキャンバスが幾重にも立てかけてあり、高い天井、ほの暗い部屋に花が咲いているかのように色彩があふれている。アトリエ、制作現…

香水の絵本 Louise de Vilmorin ルイズドビルモラン

グラースの香水博物館に行った時、ミュージアムショップで可愛い絵葉書を見つけた。ポエムがそのまま花の絵をかたどっている。どこかで見たような・・・?日本に帰ってきてから、洋書の本棚を探してみた。

アルフォンス・ミュシャ ALPHONSE MUCHA

初めてミュシャの絵を見たのは、すごーく昔、16歳の時だ。ロンドンの街角を歩いているときに、ポスター屋さんに飾ってあるのを見て一目で惹かれてしまった。

エルマンの泣くバイオリン/ Mischa Elman

大学生のころ、新聞の書評に載っていた「泣くバイオリン」という記事に惹かれて、エルマンのカセットテープを買った。

私の楽器 調香オルガン台

私の楽器 調香オルガン台 小学生のころ、学校の課外授業で音楽部というのがあった。 放課後になると、小さなバイオリンを下げて音楽室に行く子たちが何人かいた。記憶の中ではなぜか、秋の黄色く色づいたイチョウとセットになっている光景だ。 紺サージの半…

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