フランス便り
カンヌのアパルトマン 南仏のお宿はカンヌ。個人所有のアパルトマンをお借りしました。 それぞれお化粧室とバスルームのついたお部屋がふたつ。カンヌからは地引由美さんと合流、素敵なルームメイトです。 この日は市内を歩き回り、午後は早めに戻ってお部屋…
南仏のチュベローズ・polianthes tuberosa L. テラスのチュベローズ カンヌのアパルトマンについた時、1階のテラスの植木鉢に最後のチュベローズが咲いていました。 チュベローズは甘く濃厚な、肉厚の白い花の香りで、クリーミーなラクトニックでややゴムっ…
冬の国際香水博物館庭園 (Les Jardins du MIP) 植物園の花々 時期外れのローズ・センティフォリアが咲き残っています。 ここ、グラースにある国際香水博物館の庭園、Les Jardins du MIPは2007年に作られました。設立から12年。私が初めてきた2009年よりも馴…
2019フレグランスデザインコンテスト 審査会 渡欧9日目!@グラース Grasse 第7回になるパルファンサトリ のフレグランスデザインコンテストのフランス審査を南仏、グラースで行いました。 コンテストの作品は、毎年、日本とフランスで審査会をしています。…
フランス国際香水博物館に「さとり」の茶壷型香水が収蔵されました! 2019年11月13日、香水の都・南仏グラースにある国際香水博物館(MIP=Musee International de la Parfumerie)に当ブランドの代表作である「サトリ -Satori-」の茶壷型香水が日本の独立系調…
ピカソ美術館/渡欧7日目 Antibes アンティーブの海を背に、ピカソ美術館のテラスにて。 今回の渡仏の大きな目的、「茶壷香水さとり」をグラースの国際香水博物館に収蔵するにあたり、コーディネイトして下さったフレグランススペシャリストの地引由美さんと…
カンヌの休日/渡欧6日目Cannes 新市街(クロワゼット界隈)のお店たち この日はフランスの祝日。買い物がてら、ぶらっとカンヌの市街へ出てみました。 毎年5月はカンヌ映画祭があり、6月、7月はバカンスシーズンなので、その時期のこの道は車と人で大渋滞。…
南仏カンヌのマルシェ/渡欧5日目Cannes 朝市場 アムステルダムからカンヌに到着し、買い出しに行きました。市場はいつも新鮮な野菜でいっぱい。南仏の食の豊かさを感じます。 いろどりやレイアウトなど、お店のワゴンも美味しそうに工夫されているみたいで…
秋のルクサンブルグ公園 犬も歩けば棒に当たる、パリを歩けば、心惹かれる展覧会には必ず出会うものです。 このときのパリ滞在は、リュクサンブール公園(Jardin du Luxembourg)のそばを選びました。ホテルは大通りに面した賑やかな場所ですが、道をちょっ…
「ハイ!Satori, 今日はピクニックに行かないか?」 実はこの月曜日はフランスのナショナルホリデー。5月の末から6月にかけては結構、祭日があったりして、思いのほか仕事にならない。出張前に、オランダの祝日は調べてきたのだけど、フランスのはうっかり…
南仏カーニュ・シュル・メール(Cagnes-sur-Mer)の丘の上、「ルノワール(Renoir)の家美術館」に行く。少女趣味的独善による私的な見解を述べてみたい。特徴的なくちびる、やや扁平な丸い顔、豊かな腰。なぜ後半のルノアールの作品のモデルの顔が似ている…
フランスのカンヌの沖にあるレランス諸島 (Îles de Lérins) 、サント=マルグリット島 (Île Sainte-Marguerite)。 海岸から内陸に入るとそこはまた別世界。おとぎ話の森のような道が続く。 明るい光と鳥のさえずりがこだまする中、この乾いた土の道が郷愁を…
「南仏の車窓から」なんて、どこかで聞いたことがあるような・・・。パリのことを半分も書かないうちに、実はもうカンヌに来て1週間になる。この日はモナコへ日帰り。カンヌに滞在し、モナコへ初めて行ったのは2009年だった。常には車で連れて行ってもらうの…
これは電子レンジでご飯を炊くための、樹脂製の炊飯器。 少し長い滞在では、ご飯を食べたくなるので、電子レンジ炊飯器を持っていく。 海外出張を元気に過ごすためには、やっぱりおうちごはんを中心にすること。 それもお米を食べることが私にとっては大事。…
よく晴れて暑い。今日のパリ34度。ヴァンドーム広場にて、リシャールミルのイベント。 たまたま歩いていて、ベンツのヒストリーカーが並んでいるところに遭遇。 時計ブランド、リシャールミル(Richard Miille)のブティックがヴァンドームに8月2日にオープ…
パリのお花屋さん、ちょっと歩けばすぐお花屋さんがある。素敵なところはたくさんあるけど、 ホテルの近く、7区にあるこのお店は新鮮な感じで気になっていた。 今はシャクヤクの時期で、山盛りの芍薬(しゃくやく)の花が並ぶ、というより積んである。シャク…
ここはパリ香水美術館(LE GRAND MUSÉE DU PARFUM)の一室。 たくさんの金属球が天井から下がり、規則的に並べられている。まるで空間全体を作品とするかのような表現手法である。 この金属の球を回してチャンネルを合わせ耳に当てると、それぞれの言語、10…
【The Japan Store ISETAN MITSUKOSHI】 日本の芸術的生活をコンセプトに、"日本の女性を美しくしている"アイテムをそろえたフランス・パリのポップアップストア"Uruwashi Beauté×Bijo;"におかれたパルファン サトリの香水。場所はエッフェル塔近く、「Maiso…
パリ最初の記事が、香水でも花関係でもなく、八百屋さんというところがなんか自分でもずれてるっぽい。しかしエッフェル塔を見るよりも、こうした街並みを通るほうがパリに来たなという気分になれる。なんといっても食は大事。 今いるホテルの近く、7区のあ…
とりあえずシャルルドゴール空港からタクシーでパリに到着して、凱旋門の脇を抜けてエッフェル塔を見ながらセーヌを渡る。初夏のパリは6時でも昼間のように明るい。 この時期にしてはパリは思いのほか暑く、ジャケット不要という気温である。昨年はセーヌが…
【パリのポップアップストア 本日開始!】 ■2017年4月25日(火)~5月27日(土) オープニングイベント 4月27日(木)■主催 ㈱三越伊勢丹 Parfum Satori is being found at the Pop-Up store in Paris! 日本の芸術的生活をコンセプトに、"日本の女性を美しくしてい…
これはかわいい、ドールハウスのミニチュアキッチン! これは火は使えないのかもしれないけど...。フランスの蚤の市で見つけたの。 私の子供の頃だったのか、姪の小さい頃だったのかも定かではない大昔、 日本で「ママレンジ」という調理器具玩具が売り出さ…
夏にアムステルダムにプロモーションで行ってから、レポートをアップしようと思いつつ、滞在中は慌ただしく、帰って来てからも忙しすぎて、気がついたらもう半年を過ぎてしまった。 その時の気分を思い出しつつ、ようやく書いてみることにした。 これは、ア…
さとりと与一のできるまで④ 完結編 与一独白。 『あっしがさとりさまと旅を始めてもう8年。 本当にあっという間のような気がしやす。 ずいぶん遠くまで、車を引いて行ったなあ。』 『さとりさまは気が強いようで、あんがいセンシイティブなところもあるんで…
MOUAN SARTOUXの植物園「Les Jardins du MIP」 香料植物を集めた植物園だ。 ああー私もこんなお庭が欲しいなあ。。 東京で新宿御苑に行く代わりに、南仏に来たときは必ずここへ来なければ寂しくてしかたがない。 1時間かからずに歩けてしまう小さなお庭だけ…
私のアパルトマンの部屋は、カンヌの港に面したQuai 17番地。 ベランダは東向きで、波止場を隔てて反対から朝陽が昇る。 ベッドルームはリビングの反対側、西の広場に面しているので、朝、明るくなるのが遅い。 そのため、いつも朝陽を見逃してしまうのだ…
サントノラ島、海岸沿いの道を歩く。 あっちこっち、一人気ままに歩いているので、森に行ったり海に行ったり、引き返したり。 奇岩の並ぶこの海岸は海藻がたくさん。 まあ、興味のない人にはつまらないかもしれないが、とにかく海藻がたっぷり。 なのに、こ…
南仏カンヌ、レランス諸島のサントノラ。 小さい島だけど、やっぱり内陸はこんな感じ。 島を横断する土の道がまっすぐに続く。 地図をチラッと見ただけで、ガイドブックとかの予習をしてこなかったので、目的もなく適当に歩く。 風はさわやかだけど日差しは…
カンヌの沖にあるレランス諸島の中で、一番大きなセントマルガリータ(サンマルグリット)。 前日に7~8人(子連れ)のパーティーで、そのマルガリータ島に連れて行ってもらった。 そこはそこで素晴らしかったのだけど、隣にはもっと小さ島があるという。 …
今回は移動が多く、カンヌからアムステルダム、そしてパリへと3か所を回った。 そのたびに3週間分の荷物の入ったスーツケースを荷ほどきして、荷造りしたりで本当に大変。 ラボに通ったり、ショップ訪問(&ディナー)などに一日中明け暮れ、 アップしたい…