2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧
私はたった一人孤島にいて、いつくるかわからない船を待ち、ガラス瓶に手紙を詰め海の遠くに投げている。 それはアレシボメッセージ。 何万光年の向こう、もし誰かが見つけた時はもうこの島はない。 本当は誰だって、感じやすく繊細なこころを持っているのに…
アオモジ(青文字)とケイオウザクラ(啓翁桜)を一緒に活ける春のアトリエ。買ったときはまだつぼみばかりで、小さな青い実にも見えた。今日はもう、はじけるように中から黄色いしべがのぞいている。 春先の「枝もの」として花店によく並ぶアオモジ。ひとつ…
香水はフランスでは男性から女性に贈るギフトの定番。 どんな香りが好きなのか、どれが似合うかなどと考えながら、形にない「香り」というものをセンスよくチョイスし、プレゼントできたらとても素敵ですね。 しかし、香水えらびは自分のものでさえもなかな…
啓翁桜(けいおうざくら)は、お正月明けくらいから、たぶん、お花屋さんで一番最初に出回る桜ではないだろうか。 だんだんと日が長くなってきて、春らしい日差しに、こころなしか気持ちが明るくなってくる。 出先から急いで帰る道、思わずいつものお花屋さ…
パルファンサトリのフレグランスデザインコンテストは、年に一回。毎年のパーティではその授賞式が行われます。 2017年度はコンテストも5回目になり、そのテーマは「オリエンタル」
2018年、立春のこの日、パルファンサトリフレグランススクールのパーティを開催し、恒例イベントである「フレグランスデザインコンテスト」の授賞式を致しました。
アオキは昔の家の裏庭にも植えられており、花よりも冬の実のほうがよく目立ち、記憶にある。 長いこと、ありふれた植物と思い心にとめるほどでもなかったが、新宿御苑を見るべき花もなく所在なげにただ歩いている冬の朝、ツヤのある葉の奥にひと群れ、ふた群…
朝アトリエにむかうのに、いつもとは異なる道を通ってみる。坂を下り切って大きな道へ出るとところ、角が三角に切り取られた空き地に、葉を落とした雑木(ぞうき)が4-5本固まって立っている。 ふと見ると、頭上に鳥が群がっていた。 「ムクドリかな。」 …