2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧
今日、またいつものように代々木のお花屋さんに行った。
大学生のころ、新聞の書評に載っていた「泣くバイオリン」という記事に惹かれて、エルマンのカセットテープを買った。
「タバコの煙にはたくさんの有害物質が含まれている」「副流煙の害」など、いまやネガティブな情報には事欠かない。
タバックタイプの「煙草の香り」は煙の臭いと思われがちだが、まだ火をつける前の葉っぱの匂いだ。
ブロンド色のタバコ キャロン 1919発売
この項を、フレーバー(食と香り)か、植物(花と香り)か、どこのカテゴリに入れるか迷った。 (広げていけば、文学にも、調香の講義にも入りそうだ。)
昨日に続いて昔のポスター。こちらは石鹸のようだ。なんともロマンチックで、色遣いがきれい。
この香水のポスターは本当に大好き!
いつも行く草の実さん(お花屋さん)で、チュベローズを見つけた。 ==== 甘く濃厚な、肉厚の白い花の香り。ラクトニックでややゴムっぽい。中央アメリカが原産の花だが、イランイランのような熱帯の花の香りがする。 物物学的には全くローズとは無関係で、リ…
「夜、ちょうど夜明け前、あえてさよならと言えずに、私はあなたのところに帰ってくるから」ウォルトの昨日の5つの香水をつなげて言うとこうなる。
その香水の名はジュ・ルビアン。「再会」の意味をもつ。
コティのパウダーケースはいろいろなデザインがあり、エンボスのような立体的な印刷になっている。写真は、その柄見本。
コティ Cotyのパウダーケース。デザインはラリック。
つい最近、香水の授業が終わった後のことである。 一人が千代紙の束を持ってきていた。一緒になって「この柄はかわいい」とか「この色合わせはいけない」とか好き勝手にいっているうちに盛り上がっちゃって、みんなで遊んでいた。 「ねえねえ、これ見てー!…
モリナールは1849年にグラースとパリに設立された古い香水ブランド。エポックメイキングになるような香水はないが、昨日の香水瓶は有名だ。今日もつづけて同社のものを紹介。
モリナール(MOLINARD)のモリナール・デ・モリナール(Molinard de Molinard)の香水瓶。
線路わきや空き地などにこの花を見かけると、もう夏もさかりだと感じる。
ロジェガレのJADE(ジェード・翡翠・ひすい)は、ヨーロッパで東洋趣味が流行した時代に生まれた香水のひとつ。
中国の生のライチは種が小さく、果肉が多い。 香りが強く甘みも濃い。固いうろこのような外皮を向くと、白いむっちりとした実が出てくる。 昔、日本で出はじめの頃食べていたライチは別品種のもので、生なのに缶詰のように触感がぶにぶにして、水気の少ない…
「三月ウサギの方がずっと面白そうだし、それに今は五月だから、むちゃくちゃに気が狂ってる、ってことはないよね――少なくとも、三月の時ほどじゃあない」(不思議の国のアリスより)
ねじばなともいう。らせん状に小さな花がのぼっていく。
見た目に涼しいあじさいの干菓子。
名前はFolie Bleur 「青い狂気」1930年発売。
オーバカナルは、パリの気分をちょっぴり味わうにはいいお店。
ランコムのMAGIE(マジー)。1946年発売のこの香水は魔術という意味。 ==== 匂いはその名の通り、魔術的なオリエンタル。バルサム、レジンがたっぷりで重い。 少しひねった形のフラコンはバカラ製。ラインがとても美しい。高さは14cm。 新しくランコムで似た…
続き・・ とりあえず黒文字(クロモジ)を一本手にして、下へと道を急ぐ。降りてんだか、ずり落ちてるんだか、よじ登ってきたような急な坂を下るのもつらい。が、道がおかしい・・・。
昨日からの続き 先行する人たちはみんな、鉈でもって下枝を払ったりしながらどしどし上に行く。
黒文字(くろもじ)という植物がある。お茶席でお菓子と一緒に出される楊枝に使われる。これは、和菓子を切って食するためのもの。もち菓子などがくっつかないように、濡らして出す。