パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ルドゥテのサロンにて Redoute des bijoux

ここは代官山から恵比寿の途中に隠れ家のようにあるジュエリーサロン 'ルドゥテ'。 夜半から続く雨も午後にはきれいに晴れ上がり、サロンの中は明るい光に満ちています。 この日のイベントでは、お越し下さったお客様に、香りの魅力や香水の付け方をご提案さ…

紫のスイートピー(ジャコウレンリソウ)sweetpea

スイトピーはもはや春の花ではなくて冬の花なのか?いつもの六本木のお花屋さんに花選びに行ったところ、11月だというのにもうスイトピーが入っていてびっくりした。毎年、正月明けにスイトピーが並んでいるのをお花屋さんで見ると、気持ちが明るくなって…

四季 冬 ginco

錦秋(きんしゅう)もやがて枯れはてぬ かさこそと足元に吹き寄せる落ち葉に 侘しさをつのらせる庵(いおり)の冬よ 寒さに凍え縁(ふち)より黄金色(こがね)に染まる銀杏の葉 末広のかなめの緑(みどり)に枝の未練か うち伏して地に哭(こく)するも ひそとして…

ユグドラシルYggdrasill

私は浴槽の中で一所懸命、思い出そうとしていた。 私の大切な人の「名前」を。 その人は実在するとは言えず、象徴的な名前であらわされるべきで、それは何か特別な言葉でなければならない。 5つか6つのカタカナのその名前は、あの小説の中ででてくる・・・…

ジュエリーサロン ルドゥテ「香りを楽しむ会」11月23日(木)Redoute

ルドゥテさんは代官山から恵比寿の途中に隠れ家のようにあるジュエリーサロン。オーナーの古池さんがデザインする、クラッシックな魅力のシンプルで洗練されたジュエリーとアクセサリーを扱う素敵な空間です。 この日は「ジュエリーサロン ルドゥテ」で古池…

サンザシ(山査子)Crataegus cuneata

通勤途中のエキナカの、いつもの週代わり露店ではお花屋さんの出店が始まったばかり。朝、店員さんが忙しそうに花をバケツに入れて並べている。 屋台の花はユリやトルコキキョウなど、ごく普通の花が飾ってあって、あまり興(きょう)をそそられなかったのだ…

星の王子さまとバオバブモドキ②, la petit prince

「星の王子さま(la petit prince)」は、たぶん、みんな小さい頃に一度は読んで、そして忘れてしまっただろう物語。 砂漠の真ん中に不時着したパイロットと王子さまの出会いは「ねえ、羊の絵を描いてくれない?」で始まる。パイロットの書いた羊は、箱の中に…

星の王子様とバオバブモドキ①, Adenium arabicum

本当はバオバブでもバオバブモドキでもないのだけれど、一目見て「これ、カワイイ!バオバブみたい」と思ったのだ。 先日の、シュガーバインやアラビアコーヒーの木と一緒に購入。 アトリエから帰る途中、駅ナカの露店(ろてん)に出ていた「ワンダーガーデ…

立冬、りっとう(Lìdōng, Rittō)

立冬、りっとう(Lìdōng, Rittō) 今日は立冬(りっとう)。二十四節気(せっき)の第19番目である。「初めて冬の気配が現われてくる日」というが、今日のこの暖かさはどうだろう。 それでもひとつの節目として、冬に備える心の準備を始められる。 茶道の世…

観葉植物シュガーバイン Parthenocissus sugarvine

シュガーバインという、観葉植物のひとつ。 明るい緑、5枚の葉が車輪状にまとまっているのが、あどけない感じで好き。 ワンダーガーデンという静岡の出店。多肉植物がたくさん並べてあってとってもかわいい。 アトリエから帰る途中、駅ナカの露店(ろてん)…

京都にて、催事 ④Kyoto パルファンサトリ

茶壷に入った「さとり」の香水。 10月、京都の催事にて。 ここ数年、神戸、大阪などでも披露したが、この展示会も調香オルガン台を東京のアトリエから運ぶ。京都には初お目見え。 このたびは老舗百貨店様のクローズドの展示会だったので、一般のご案内ができ…

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