2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧
胸がせつなくなるような詩を透明なヴォイスに載せて奏でる「Midori/Melancholia」(ミドリ・メランコリア-all songs & written by Midori) パルファンサトリの「ワサンボン」のイメージイラストを書いてくださったミドリさんはCDも出す歌手でもあっ…
夜のサツキ 皐月 Rhododendron indicum サツキ(皐月)は匂いのすくない花だと思い込んでいたが・・・。 夜、駅を降りて家に帰る途中、道の両側にサツキの植え込みが満開である。 日中の空気が冷えて、夜気はしっとりと湿り気を帯びている。その湿度と一緒に…
パルファンサトリの新作香水「ワサンボン」が発売! キラキラとした微細な輝きに覆われて、口にふくむと淡雪のようにふわりととろける...そんな極上の砂糖菓子をイメージしました。ワサンボンは、日本の砂糖、和三盆のことですが、言葉の音からフランス語に…
エビネ 海老根 3種 Calanthe discolor 小さな地味な蘭。エビネ。愛好家も多い。 1970年頃、エビネのブームが起きて高値で売買されたという。春蘭もであるが、こういうものが投機の対象になるというのだからわからない。 でもまあ、愛好家と投機家は全然…
道を歩いていてふと気が付くと、赤い点々が木の中に見える。『やあ、もうジャスミンのつぼみが!』 ここは明治通り沿い。そばによって写真を撮ってみる。工事現場の近く、急いで写したので見た目あまりよいとは言えないけれど・・・。
8オンスのハンバーガー、大きいと覚悟はしていたが、皿が来てみてやっぱり大きかった。東京アメリカンクラブにて慰労会。 このまえに出てきたスープは野菜も肉もたっぷり入ったシチューのようなものだし、コースのサラダと言っても小鉢に入ったような上品な…
おだまきの咲く季節になってきた。 紫の色といい、名前といい、和的な花だと思っていたがヨーロッパにも自生しているという。
美しく咲く藤の花。 藤はやっぱり日本の花だ。
日本の昔話。小さい頃、繰り返し読んだおとぎ話。 猿のしっぽがなぜ短いか、とか、クラゲの骨がなぜないか、など、すっかり忘れていた話も、柳田国男氏が歳月をかけて集めた「日本の昔話」集を久しぶりに読んだら あらためて思い出した。 若い頃、キャンプの…
かりんという字は、「花梨」をあてるとずっと思っていた。だって、そのほうが可愛いし、実も梨のようでしょう? 花梨という字はマメ科の別の植物。写真の、この榠樝(かりん)はバラ科。
シャガ。胡蝶花というように、蝶々がとまっているようだ。小さなアヤメの花。 つぎつぎと咲く群れた蝶たち。
オドリコソウ。 背丈30センチほど。
つくし、土筆、つくしんぼ。つくしはいわばスギナの花のようなもの。ふさふさとした緑のスギナと地下茎でつながっていて、スギナの胞子を飛ばすために伸びた茎である。 ==== 上はまだ、傘の開く前のツクシ。下の方からだんだんと開いていく。 佐保姫の筆かと…
山吹の にほへる妹が はねず色の 赤裳の姿 夢に見えつつ 意:山吹のように美しいあの娘のはねず色の赤裳(も)の姿が夢にでてきました。
春の野にわかなつまむと来しものをちりかふ花に道はまどひぬ 春の野に若菜を摘もうとやって来たが、花びらがあとからあとから散ってきて道もわからなくなってしまった。 『古今和歌集』巻二 116 紀貫之
緑がかった淡い黄色の八重桜、鬱金(うこん)。 数百ある桜の中でも、黄色はこのウコンザクラのみ。 大輪でフリルの花びらが華やかだが、この時期に咲くピンクの八重桜の中では遠目に白く見え、やや地味目。 ==== そばによってみると萼の緑が薄い花びらに映…
毎年春になって桜が咲いて散って・・・。うたかた、花筏は時の流れを感じさせる。 新宿御苑の日本庭園、橋の欄干にもたれ、感傷に浸って眺めていると、水面にいくつもの輪ができている。
新宿御苑の温室にあるアラビアコーヒーが赤く色づいている。 この中に二粒の種子をが入っていて、それを焙煎し挽いてコーヒーを淹れる。 コーヒーの白い花は一日しか咲かないそうであるから、香りを見るタイミングは難しい。 家の中で観葉植物として育ててい…
シリーズの続きであるが、私の父方の祖母は華道教授であった。 いまからおよそ100年前、その祖母が華道の免許を受ける際、師に差し出した証文である。 「相伝の秘術については親子兄弟であっても他言しない。 もし誓いを破ったら天罰も、流派の祖の罰も受け…
ヤマザクラ(山桜)は花の時期が長いので、ソメイヨシノよりも少し遅くまで咲く。 花と葉が一緒に開くところに野趣があってよい。時に葉の色は臙脂(えんじ)色をしているので華やかというより渋めである。 花びらもやや細くすっきりとして上品である。 中学…
江戸、明治、大正と、つづいて書くと言いながら間があいてしまったが、そして引っ越しの際、茶箱(ちゃばこ)の中から古い風呂敷に包まれた書類一式が出て来たところへ戻る。 とりあえず華道関係の本だけを選んで時代別に並べてみたところ、前回の天保14年(1…
夜桜と雨。 帰り道、あんまりきれいだから携帯で撮ってみた。ちゃんとしたカメラがあったらなあ。。。 桜雨(さくらあめ)という言葉があるのかな、と思ったらこの季節に降る雨を指す季語らしい。 抒情的な言葉。
提携をしている南仏の香料会社(PARFUM COSMETIC WORLS)が日本のTV取材を受けました。 BS日テレ「大人のヨーロッパ街歩き」フランスグラース~歴史香る街 香水と花々の香り~ 4月2日(火)19時 という番組で放映されます。