2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧
7月開講のフレグランスデザイン講座(6月15日募集締切)受講をご検討の方、フレグランスが好きな方、香りを今よりもっと楽しみたい方は、まずフレグランス鑑賞会にお越しください。 イマドキの香りや名香といわれる香りをとりまぜながら、ゆったりと鑑賞…
朴(ホオ)ノ木の花、まさにこれぞ「肉厚の白い花」強香のホワイトフローラル。 花弁はわずかにアイボリーのかかった白で、花びらはぽってりと厚く、マットな表面にもかかわらず、内側から光り輝くようだ。 遠くに見える巨木の上に白い花が点々と。 あれ?も…
アヤメ,イリス,Iris アヤメが咲いている。アヤメは、乾いた地面に咲く。背があまり高くない。 花は小ぶり。 いずれ菖蒲(アナメ)か杜若 (カキツバタ)というが、そのことわざ通り、どれがどれなのか判然としない。いつも、調べてその時は納得するのだがま…
ホソバオオアマナ(細葉大甘菜)は、春先に咲く白い清純な花。 茎の途中から分枝して、いくつも花をつける。 もとはヨーロッパのものが観賞用に輸入されたものが、丈夫な性質のため徐々に里山に広がって行ったのだという。 落羽松(ラクウショウ)の林床いち…
桜が終わったと思ったらもう、藤(ふじ)の花が咲き始めている。 まだ開いたばかりの花に蜜を求めてやってくるクマバチ。 もぞもぞと花の奥にもぐりこむ。 ひとつずつの花もかわいいけど、やはり垂れ下がる姿がなんともエレガント。 藤の花は豆の花。エンド…
There is a well called Kiyomasa no Ido at Meiji Jingu. The water is transparent and you can see round & smooth stones. Looking into the well.. Seeing those stones, the reflection of green leaves & branches of the trees on the water, I star…
これは、南仏の鷲巣村、グルドンでのアカンサス(アカンツス)。とげのある葉を持つ、シソ科の下位にある葉アザミの仲間。 花は巨大だけれども、どことなくシソの花の形に似ている。 でも、普通のアザミやアーティチョークはキク科だから、名前が似ていても…
君来ずは 形見にせむと 我がふたり 植えし松ノ木 君を待ち出でむ 柿本人麻呂歌集 私待つわ、いつまでも待つわ。 あなたと一緒に植えたこの松の木の下で。 いいの、トロくたって、だって私、カメだもの。
This old textbook is also like an artbook. This book has been in a family for generations and was written in 1843 「天保14蕟卯三月十四日」. My grandmother was a Kado Shihan,master of flower arrangement.(So are my mother and I.) This one b…
よいち「うわっー!巨大なミカンでやすねー!」 さとり 「ポコ!」 よいち「あっ、さとりさま!いきなり人のおでこをたたくなんて、ご無体(むたい)な!プンスカ!!」 さとり「ホホ、よいち、これはデコポンと云うのじゃ」 デコポンは大きな柑橘(かんきつ…
☆ 香水名 Detchema デッチマ ☆ 発売年 1953年 ☆ 香調 フローラルブーケ ☆ ブランド REVILLON (レヴィオン) トップはアルデハイドとピーチ、ヒヤシンスやネロリ、 やがてジャスミン、イランイラン、ミュゲ、ローズのフローラル、 ラストはレザー、サンダル…
ロリータレンピカ。 アニスとイリスとバイオレット、バニラやアーモンド、ヘリオトロープ。 とにかく甘くパウダリーな香りを、ちょっとしたグリーンが引き締めている。 グルマンタイプだが、テュレリーミュグレーのエンジェルよりもふんわりした香り。 ☆ 香…
アトリエのMさんが、 「先生、近くのデパートに小さな筍(たけのこ)が売っていますよ、1回分のたけのこご飯を炊くのににちょうどいいサイズです」 そんなことを聞いて、私も本当に久しぶりにたけのこご飯を作ってみる気になった。 本当に、15センチくらいの…
☆ 香水名 Le Dandy ☆ 発売年 1925年 ☆ 香調 ウッディスパイシー, ☆ パフューマー Dominique Preyssas ☆ ブランド ドルセー (D'orsay) ブラックの八角形に金のラベルが美しいドルセーのパルファン。 未開封。 女性用のラ ダンディと、男性用のル ダンディが…
ちょうど、白蓮と同じ頃に咲くシデコブシ。 こちらの方が少し早く咲き始め、やや長持ちするようだ。 ピンクの花は開くにつれて白くなっていく。 同じマグノリアの仲間、白蓮に比べてシデコブシは細い花びら。 香りは甘く爽やかで、少しジリっとしたジメトー…
辛夷(コブシ)は、よく似た白蓮(ハクレン)より早く咲き、桜が咲き始める頃には終わる、そんな順番だろうか。 これは3月下旬の写真だから、ほんの半月ほど前のこと。 その桜も、ソメイヨシノの次の八重桜(ヤエザクラ)の時期に移っていて、本当に春は毎日…
白妙(しろたえ)は、八重のさくら。 やさしくて夢見るような花。 花の重さに耐えかねて、うつむく姿が可憐である。 大きなサクラというよりも、まるで小輪バラのように見えるけれども、悲しいことに棘(とげ)がない。 こんなに従順では「世の荒波に蹂躪(…
その名の通り、大きくて白い、太白(タイハク)という名のサクラ。 ほんわりとした香りがする。 花柄の長さに対して花びらが大きいので、他のサクラより密度が高くみっしりと咲く。 ポンポン手毬のよう。 花びらが散るときは、ゆったりと、大きな曲線を描い…
桜の園の、ピンクのドームのベンチの下でぼんやりと過ごす。 包まれ感いっぱい♡ 風がやさしく枝を揺らし、はなびらとお日様がもつれ合って流れるとき、時は止まってしまう。 でも、あっという間に時間は経って、もうアトリエに帰らなくちゃ。 振り返れば、も…