パルファン サトリの香り紀行

調香師大沢さとりが写真でつづる photo essay

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「FĂURAR」にパルファンサトリのロングインタビュー記事が掲載

「FĂURAR」にパルファンサトリのロングインタビュー記事掲載 Satori Osawa in her new workshop in Roppongi district, Tokyo © Alina Apostu フランス・パリのブランディング会社「FĂURAR」にパルファンサトリのロングインタビュー記事が掲載されました。 Q…

椿 & ハイドゥン camellia

新宿御苑の「椿の森」で先駆けて咲く赤いツバキ。 ごく普通の、ツバキらしい椿である。 多くの露地(ろじ)の椿は、もう少し暖かくなってから春に盛る花だ。 これは温室のハイドゥンのつぼみ。海棠椿(カイドウツバキ)というらしい。ベトナムのツバキだそう…

初天神、春の茶碗で毎朝の一服 tea ceremony

今年は92歳という高齢でもあり、この数年で母は茶道具をずいぶん整理してしまった。 私がお茶を始めた12歳のころから、いずれ私が使うだろうと思って買い求めたものが、やがて私はお茶の道には進まないことがわかり、母はずいぶん期待外れであったろう。 流…

ドルセーのファンタスティック,D'orsay fantastique,

ドルセーのファンタスティック, D'orsay fantastique,1952年発売の香水。 ドルセーの最初の香水は1830年らしい。 データベースを見ると、2005年にアンティークショップで購入している。ずっとガラスケースに飾っていたので、未開封なのに底のほうに少ししか…

初釜にて tea ceremony

足の弱った母の代わりに来はじめて、今年で18年目になりました。遠州茶道宗家(えんしゅうさどうそうけ)の点初め式にて。母も私も裏千家ですが、40年ほど前に小堀遠州顕彰会(こぼりえんしゅうけんしょうかい)が出来たときに母が入会したご縁で、今でも点…

2月17日(土)「香水ソムリエ®」のためのコラージュ体験&オリエンテーション

今回は2018年4月に開講を控えているジュニア香水ソムリエ®通信講座【通信】のための体験講座を行います! ~体験講座の内容~ 1、香水ソムリエで学ぶ「香りの表現手法」としてのコラージュ体験 2、「香水ソムリエ」の講座や受講についてのオリエンテーション…

カワセミとギャラリー 翡翠 Alcedo atthis

この日の朝、新宿御苑に出かけた。 『久しぶりなのであちこちパトロールしなければ♪』 とまずは母子森に足を運ぶ。 細いせせらぎ沿いに歩き、藪を一歩抜けると、黒っぽい集団が遠く池の対岸にひとかたまりになっているのが見えた。 離れていても、こちらに向…

椅子の張替え 渋谷 DIY

年末の30日、ミッドタウンで知人とランチ中に急にアトリエの椅子の張り替えを思い立つ。渋谷のTOAが近いのではと教えて貰い、今日までやっているらしいということで、六本木から渋谷行きの都バスに乗って布地を買いに行った。 2020年のオリンピックを目標に…

カリン(榠樝)か マルメロ Chaenomeles sinensis

先日、生徒さんから、「家の庭にはカリンの木があって、その実をテーブルの上に置いておくとだんだんといい匂いがしてくる」という話を聞いたので、私もやってみようと思って拾いに行った。 寒いけどすっきりと晴れた青空に、ゴツゴツとした果実がたわわに実…

水仙考 Narcisse, Narcissus

スイセン、水仙、ナルシス(Narcisse, Narcissus)については、過去何回も書いたので書き尽くした感があるが。 最近ではちっとも新宿御苑に行くチャンスがない。せめて生花店で買い求めた日本水仙の数本をアトリエに活けて、あの、スイセンの広がる林を思い…

かぎ初め smelling

アトリエは明日から始まるが、今日はひとりで2018年の「初スメリングチェック」。書初めではなく、「かぎ初め」というところ。オルガンから無作為(むさくい)に選び出し香りを嗅ぐ。 今年3本目の香りは「veloutone(ヴェロートン)」。瑞々しいピーチ・フル…

2018年あけましておめでとうございます。Bonne Annee

明けましておめでとうございます。旧年中はパルファンサトリの香水をご愛用いただき、またブログもご愛読くださいましてありがとうございました。昨年は、アトリエ・ショップを六本木に移転いたしました。また、オランダ・アムステルダムに加え、ロスアンジ…

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