フランス・パリ 2002-2017
よく晴れて暑い。今日のパリ34度。ヴァンドーム広場にて、リシャールミルのイベント。 たまたま歩いていて、ベンツのヒストリーカーが並んでいるところに遭遇。 時計ブランド、リシャールミル(Richard Miille)のブティックがヴァンドームに8月2日にオープ…
パリのお花屋さん、ちょっと歩けばすぐお花屋さんがある。素敵なところはたくさんあるけど、 ホテルの近く、7区にあるこのお店は新鮮な感じで気になっていた。 今はシャクヤクの時期で、山盛りの芍薬(しゃくやく)の花が並ぶ、というより積んである。シャク…
ここはパリ香水美術館(LE GRAND MUSÉE DU PARFUM)の一室。 たくさんの金属球が天井から下がり、規則的に並べられている。まるで空間全体を作品とするかのような表現手法である。 この金属の球を回してチャンネルを合わせ耳に当てると、それぞれの言語、10…
【The Japan Store ISETAN MITSUKOSHI】 日本の芸術的生活をコンセプトに、"日本の女性を美しくしている"アイテムをそろえたフランス・パリのポップアップストア"Uruwashi Beauté×Bijo;"におかれたパルファン サトリの香水。場所はエッフェル塔近く、「Maiso…
パリ最初の記事が、香水でも花関係でもなく、八百屋さんというところがなんか自分でもずれてるっぽい。しかしエッフェル塔を見るよりも、こうした街並みを通るほうがパリに来たなという気分になれる。なんといっても食は大事。 今いるホテルの近く、7区のあ…
とりあえずシャルルドゴール空港からタクシーでパリに到着して、凱旋門の脇を抜けてエッフェル塔を見ながらセーヌを渡る。初夏のパリは6時でも昼間のように明るい。 この時期にしてはパリは思いのほか暑く、ジャケット不要という気温である。昨年はセーヌが…
4時の約束に、シャトレーから歩いてサンジェルマンデプレへ向かう。 パリ4時と言えばもっとも暑い時間帯。 5キロのリュックと背中の間はぐっしょりと汗に濡れて、頭がぼうっとしてくる。 実はもうとっくに日本に帰ってきている。 まだフランスの思い出深い…
パリ最終日、ヴィヴィエンヌのビストロでランチを食べる。 ギャルリヴィヴィエンヌの老舗ワインショップ、LEGRAND Filles et Fils の隣にあって、以前から入りたいと思っていた。 「今日のランチメニュー」をざっくり見て、サーディンと書いてあるので注文し…
エチエンヌマルセルからヴィクトール広場を突っ切って、ギャラリーヴィヴィエンヌへ。 ここはパリの中でも特に美しいと言われるすてきなパサージュ。 外出といえば仕事オンリーで、時間がまったくとれなかった今回のパリ。 日本への出発は夜の便だったので、…
先週パリへ来てからの毎日は、暑くて集中力が落ちているのか、思うように運ばないこともあったりして、普段の3倍くらいのエネルギーを使う。 土曜日にざっと一雨降って以来、朝の温度は少し下がって過ごしやすくなった。 さて、この日は仕事が終わって、お部…
行きはシャルルドゴールからニースへ飛行機で来たのだが、帰りは近くの駅で下ろしてもらい、TGV(フランス高速鉄道)に乗ってパリへ。 チケットは前もってフランスのネットで買った。 フィックスなら安いが、行きのエアフラで痛い目にあったので、予約変更可…
ツールドフランス、去年は偶然最終日に遭遇し、残り僅かのところでコンコルド広場にいた。 この日私はオランジュリー美術館に行くつもりだったのが、このために休館になってしまい、プンプンしていたのだが、ファンには世紀の瞬間だったらしい。 なんか黄色…
ジャンヌ・ダルクというとコンサバな感じ。 神格化された偶像のようなイメージがある。 むしろ、ラ・ピュセル(La Pucelle)という呼び方のほうが軽やかで、 意味合いといい音の響きといい、彼女らしい。 シンプルな信仰心が、国家という運命の奔流に流れ流さ…
ルグランフィーユ・エ・フィス ついこの前に載せたパサージュ、ギャルリ・ヴィヴィエンヌにある1880年創業のワインショップ。 ウインドウ左のボトルはハーフボトルではない、普通の大きさ。 その右にあるのはとっても大きいワインボトル。 でも、もっと巨大…
屋根つきの商店街って言ったって? 建物の間の小道を繋ぎ、ガラス製の天井をつけた素敵な空間。 ギャルリ・ヴィヴィエンヌは1823年に作られた。 パサージュの中でも装飾が特にきれいだと思う。 連なるアーチと彫刻。 古代ローマの壁面装飾とか新古典主義とか…
パリの本屋さん。 ここはギャラリーヴィヴィエンヌというパサージュ(屋根付のアーケード)にある古書店。 よく見て!上のね、デコ調の半円形の窓はちゃんとあくようにできているんだよね。 画集や写真集など、大きくてしっかりとした表紙が付いている本でも…
白い紙に浮き出たパルファンサトリのロゴ。 紙を挟んでレバーを引くと刻印が打てるエンボッサーという。 20年ほど前に、日本の商社が海外のこの器具を輸入していて、フォントも形もサイズも決まったものだったけれど名前を入れて、自分用にオーダーしたこと…
そして、朝ヴァンヴの蚤の市に行って、夜はサンシュルピス寺院の近辺を歩いていたら本の市をやっていた。 夜7時、といってもまだ空は青空。 この広場ではよく市が開かれる。 数年前もここで「ドルセー」のアンティークの香水を見つけた。 さんざん迷ってやっ…
ヴァンヴへはサンジェルマンから95番のバスに乗って1本で行けるからとっても便利。 でも、最近は少し品薄で、欲しいものが少なくなってしまった。 大物(高価なもの)は買わない。おこずかいで変える旅の思い出的なもの。 香水の専門店も少なくなってしまい…
パリの遅い夕暮れ、ぽつりと灯りのともった部屋から光が漏れる。こんな景色がパリ。 住んでいる人はただ生活しているだけなのだろうけれども、生活そのものが芸術品の中にある。 環境こそが感覚を磨く唯一の教師。 オランジュリー美術館は小さいけれども印象…
ずんぐりまるっこくて可愛いこのハサミ、変わった形をしている。支点が先に偏っているし、刃の形が四角なんて、何を切るのだろう? お店で聞いたら、シャンパンの栓を留めている針金を切るのだそうだ。(露天商の言うことはあてにならないけど) でも、なる…
Paris、ヴァンヴの蚤の市で買ったアンティークのはさみ。蚤の市の小さな金物道具を扱っているお店はなかなか面白く、荷物の邪魔にならないようなものをいつも買ってくる。 くすんだ色をしていても、よくできた道具はデザインがとても優れていて、ごちゃごち…
暑い夏のパリの昼下がりもくもくと白い雲が 4つある東の窓から朝日がいっせいに入る。 ラベンダー?ラバンジン? カンヌより小さいけど、パリでもニュアージュローズ、 パリの満月の夜。 薄青が長く続くパリの夜、月が先か夜が先か 7月の夜10時
今年、2013年の7月のフランスは暑かった。パリに来てこんな暑さが続くと、あの8年前の夏の日が思い出される。 所用があり、8年前の2005年は4回もパリに来た。アメリカにも1回行ったので都合5回長距離を飛んだ。 ヨーロッパなんてたまに来るからいいのであっ…
パリでもたくさん歩く割に、簡単な食事で痩せてしまった。おととい日本に帰ってきて、いったいどんなものを食べていたっけ? と思い、おうちごはんの写真を探してみた。 滞在の半分は外食、半分はおうちで。 なんだかずっと前のような気もする。 パリのアパ…
実は昨日帰国したのだが、パリで整理しておいた写真の中からいくつか。 アンバリッドからオルセーまでRERCに乗ろうとしたら工事中。 暑いのでセーヌ川のほとりを一駅を歩くことにした。 川風がなく日陰もないのでやっぱり暑い。また焼けてしまう。 でも …
ルーブルとその周辺のお気に入り写真。 窓からの光が白い壁に反射して中全体が明るく輝く。 カルーゼルの凱旋門 ルーブルの中にある。 この角度がきれい 暑いから、水辺が嬉しい。 草 メガネのアトリエパレロワイヤル近くのパサージュ。
クリニャンクールの蚤の市は最近ではもう良いものがないと聞くので、ヴァンヴの蚤の市に行くことにした。 市は土日に開く。 ここの蚤の市はそれほど有名ではないが、前に来た時はもとT社のパフューマーU氏に道でばったりと会い、お互いに「なんであなたがこ…
ヨーロッパ気候の体は炭酸を欲している。 絶対気候と関係あると思うのだが、こっちへ来たらガズーズ(炭酸入りミネラルウィーター)やビールがやたらおいしい。特に今回のような暑い夏は・・・。 連日の猛暑で結構くたびれる。でもほとんどのフランスの家がそ…
美術を観るのに予習はいらない。 前もっての知識があったら、美しいものを感じる目が曇る。そう思っている。 ほかの人の価値観で美しいと思って何の意味がある?美術や芸術って、直接的に生死にかかわることじゃないからこそ、ノウハウなんていらない。 ここ…