パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

・さとりと与一

海外出張の記録写真のために始めた「さとりと与一」の珍道中。インスタグラムの毎朝の一服でも登場しています!

お寺の枝垂桜 シダレザクラ cherryblossom

日曜日、よく通りかかるお寺の門の奥に、風情のある枝垂桜(しだれざくら)をみつけ、初めて中に入ってみました。東京の真ん中とは思えないような雰囲気です。しだれ桜には新宿御苑のように、ソメイヨシノよりも早く咲く種類もありますが、おおむね一拍遅れ…

毎朝の一服 雨水 morning matcha green tea

2月18日は二十四節気の「雨水」。うお座の始まりでもある。昨日は春一番も吹いて、春の茶碗とさくら餅のコラボにて毎朝の一服。さとり「雪から雨にかわり、積もった雪が解け始める・・・。雨水とは、『陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり』というの…

毎朝の一服 2017 morning matcha green tea

若い頃はきちんとお稽古をして、お茶のお手前をしたけれど、今はもうそのように改まったものでなくて、ただ日常のものとして、朝茶を点てて飲むだけである。それでも、日々味が違うのが面白いなあと思う。一口飲んだときに、「ああ、美味しい!」と心から満…

毎朝の一服 小雪から大雪まで③ morning matcha green tea

11月29日、もうおわかりであろう今日は「イイニク、いい肉」の日。でも、さすがにこれに関するお道具はないので、今日は久しぶりの母の志野茶碗とダッグワーズで毎朝の一服。さとり「おお、また志野を使える時期になってきたぞよ。冬となればこのふっくらと…

毎朝の一服 小雪② morning matcha green tea

11月22日からは24節気の小雪。26日ころまでは、72侯の「虹蔵(にじかく)れて見えず」という。小雪がちらつき、虹も見られなくなる頃という。私たちはこの季節の巡りあいをどれほど愛してきたのかと、こういう言葉一つにしみじみと感じてしまう。*****…

毎朝の一服 立冬から小雪まで① morning matcha green tea

「さとりちゃんのママって、たくさんお抹茶茶碗持っているのねえ」 たまたまインスタの「毎朝の一服」を目にした従妹がそう言っているという。 ほとんどはお稽古用だけど、確かに押し入れの中には、母の長い茶歴(ちゃれき)の中で、好きで集めた茶碗がある…

毎朝の一服 ポッキーの日 morning matcha green tea

最近の「毎朝の一服」からダイジェスト! この日は読書の秋ということで、二宮尊徳(にのみやそんとく)の茶碗を出してみた、毎朝の一服。 さとり「いいか、与一。役に立つことばかり追いかけていては、薄っぺらい人間になってしまうものじゃ。一見、役に立…

さとりと与一のできるまで④完結編 Satori & Yoichi

与一独白。 『あっしがさとりさまと旅を始めてもう8年。 本当にあっという間のような気がしやす。 ずいぶん遠くまで、車を引いて行ったなあ。』 ➤2011年4月 行く春 『さとりさまは気が強いようで、あんがいセンセイティブなところもあるんで。 だからまあ、…

さとりと与一のできるまで③Satori & Yoichi

そして、今年の正月からインスタグラムに「毎朝の一服」を載せて10か月。 初めは朝のひとときに、お抹茶をゆっくり飲んで心を落ち着かるつもりだったのだが。 母の茶碗がいろいろあって、また季節のお菓子を取り合わせたりしているうちに せっかくだからと、…

さとりと与一のできるまで②Satori & Yoichi

さて、「さとりと与一」の発祥(はっしょう)は前回説明した通り。そして、与一の設定が誰なのかってよく聞かれるのだけど、、、彼は、私の分身である。「なあんだ」ってことで。ユング曰く、男性の中の女性像(アニマ Anima)。女性の中には男性像(アニムス…

「さとりと与一」のできるまで①Satori & Yoichi

ときどき聞かれるのは、「"さとりと与一"の与一って誰ですか?」まず、この人形の来歴から説明する。かのぼること10年前。もともとは、自作した調香ミニオルガン台に合うサイズの、さとり人形を探していた。椅子に座らせて飾ろうと思っていたのだ。バービー…

二十四節気の霜降 毎朝の一服 morning matcha green tea

今日、10月23日は二十四節気の霜降(そうこう)。露(つゆ)が冷気で凝って霜となる。鶴屋吉信の「園の菊」にて毎朝の一服。あんこを外郎(ういろう)で薄く包み、細かく砕いたかすてらがふってある。さとり「まるで菊に降りた霜のようじゃのう。」与一「そろそ…

夏の毎朝の一服④ morning matcha green tea

涼しげなピンクの餡を葛で包んだ水ぼたん。鶴屋吉信。叶匠寿庵(かのうしょうじゅあん)の草庵蕨(そうあんわらび)。蕨はシダの仲間だからといって、草庵蕨(そうあんわらび)をフジュールロワイヤルと詠んだらひねりすぎか。与一「フゼア(Fougere)といえ…

夏の毎朝の一服③ morning matcha green tea

中華の桃まんじゅうを蒸籠(せいろ)でふかし、流水の茶碗で頂く毎朝の一服。与一「どんぶらこっこ、すっこっこ。川上から流れてきたんですかい?ひとつ取りに山まで行ってみたいもんで」さとり「桃李(とうり)もの言わざれと下おのずから蹊(こみち)を成す…

夏の毎朝の一服② morning matcha green tea

さとり「ほろほろと やまぶき散るか 滝の音 芭蕉」返して与一「さざれ蟹 足這ひのぼる清水哉 芭蕉」中宮寺の落雁(らくがん)「山吹」にて毎朝の一服。小学生の頃、母がよく銀座松屋で買ってきたユーハイムのアイアークーヘンを久し振りに発見。今では地味な…

カンヌの海岸にて Cannes,

「さとりさま、せっかくフランスにきたっつうのに、なんかあっしの出番少なくありやせん?」「もうー、自分のことだけでいっぱいいっぱいなんだから、お前まで面倒見きれないよ」「ちぇ、観客があっしの登場を待っているっていうのに・・・」「文句を言わな…

さとりと与一 もうすぐ出発 Satori

「私の名はさとりその意味は「AWAKE」しかしいまだ悟らず」与一「・・・って、さとりさま、なに黄昏(たそがれ)ちゃってんですか!」さとり「与一こそ、久々の登場に張り切ってるみたいじゃないか」与一「最近じゃ年に一回くらいしか出番が無いでやすから…

速報!与一発見! Yoichi

「与一が発見されました!」夏にフランスから帰って、いつの間にか雲隠れした与一。あるいは神隠しか。時々スタッフが、「先生、与一見かけませんねえ」「先生、そういえば与一はどこへ行ったんでしょう?」などというたびに、「そうねえ?どこにしまったの…

与一出発 Go to Cannes

「12時間(フライト)+3時間(空港)+1.5時間(フライト)の、長い道中で。」「お互いだんだん、遠い旅はしんどくなるネエ。」「さとりさまは後ろでふんぞり返ってるだけだからいいケド」「これで何かと気を張っているのさ。せいぜい励んでおくれ」レッツゴ…

デコポン しらぬひDekopon

よいち「うわっー!巨大なミカンでやすねー!」さとり 「ポコ!」よいち「あっ、さとりさま!いきなり人のおでこをたたくなんて、ご無体(むたい)な!プンスカ!!」さとり「ホホ、よいち、これはデコポンと云うのじゃ」デコポンは大きな柑橘(かんきつ)の…

「妬く(やく)与一」車型 光学式 マウス  jealous

与一「あっ!なんすか!なんすかコレ!!さとりさま、真っ赤なスポーツカーなんか買っちゃって、ドーユー意味っすか?」さとり「だってよいち~。コレ、ライトがLEDで光るんだよ?いいんじゃな~い♪」与一「いいんじゃな~いって、ソレ古いし。それより、あ…

さとりと与一 世界を行く SATORI & YOICHI

さとり「ちょっと、与一~。最近あたしたちの物まねがテレビに出てるじゃないか~。」与一「あー、なんか水曜日がどうとかいう、富くじのCMでやすね?」 さとり「あたしはあんな大口開けて『お~ほっほっ~!』なんて言わないよ。」与一「さとりさまはもうち…

ぼっちゃんだんご BOCCHAN

バイトのT君が卒業し、企業に就職してから男手がなくてちょっと困っている。 年末からアトリエの模様替えをしているので、正月というのに中は散らかり放題。家具を入れ替えるので、どうしても体力のある若い衆が必要だと思っていたのでT君に声をかけてみた。…

2013年ありがとうございました。

よいち「夕焼けを見ると、なぜかおっかさんを思い出すんで、グスッ」 さとり「大晦日も暮れていくか。今年も御苦労さんだったね、今日はもう終わりにして国にお帰り。」 よいち「へえ、そんじゃ・・・この正月はのんびりさせてもらいます。さとりさまもどう…

南仏便り-10 黄昏のカンヌ  Cannes

「昼間の熱気が黄昏とともに鎮まり、空の端がロゼに染まるころ冷たいVin de pays d'Ocが乾いた心を潤す・・・by yoichi」 「おや?よいちおまえなかなかいうじゃないか。ワイン会社から金一封もらえるよ」 「だれだってこんな光景を目にすれば詩人になれる…

エアフララウンジ シャルルドゴール

さとり「パリ・シャルルドゴール、マークジェイコブスデザインのコークを背に夜明けを待つ・・・」 与一「これ、ダイエットコークじゃないスか!」 さとり「与一もメタボを考えたほうがいい年齢」 与一「もっと栄養価の高いものをおくんなまし!」 2013年2月…

エアフラ・ラウンジ成田

「なんちゅうか、あいかわらず成田のエアフラのラウンジはちょっとしょぱいですねぇ・・・」 「仕方ないよ与一、ここは日本だもの。ホームのJALのラウンジとは違うわさ」 「これから長旅たっつーのに、スタミナつけさしてもらわねえと・・・」 ブログ最新記…

お疲れ様っていい言葉♪ Otsukare-sama

「お疲れさま~」「おつかれさま~」 帰るとき、声をかけ合う。ありふれてるけど、こういう言葉って日本語独自のもの。 ねぎらう、というか、励ますというか。

文化の伝承

文化の伝承などと小難しいほどのことではないのだが、ときどき人に、「結構ものしりじゃん~」と言われることがある。

与一、修理からカムバック

「ドス!」

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