パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

サントノラ島へ!一人で渡ってみる① Cannes Saint Honorat

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カンヌの沖にあるレランス諸島の中で、一番大きなセントマルガリータ(サンマルグリット)
 
前日に7~8人(子連れ)のパーティーで、そのマルガリータ島に連れて行ってもらった。
そこはそこで素晴らしかったのだけど、隣にはもっと小さ島があるという。
 
サントノラ(Saint honorat)!
 
からして明るくオレンジ色のイメージの島。
「よーし、切符売り場もわかっているところだから、行ってみよう」と思った。
 
 
明日はみんな、ゴルフやら釣りに行ってしまうというので、私は一人でこのサントノラ島に渡ってみることにした。
 
冒険と言っても、江ノ島に行くようなもんだから、なんということはない、
ちょっとばっかり、フランスだっていうだけだ。
 
船はカンヌの港から、セントマルガリータ島とサントノラ島、それぞれの島に往復しているので、別々の切符売り場で買う。
 
20160609サントノラ島22切符.jpg
 
これは往復のチケットなので、帰りも使うから
なくさないようにしなければならない。
 
船は1時間に一往復。
帰りは好きな時間の船に乗って戻ってくればいい。
 
最終は6時だったかな。
それを過ぎると帰れなくなっちゃう。
 
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100人くらいは乗れるんじゃないかな。
船室もあるけど、みんな2階のカンカン照りのデッキでクルージングを楽しむ。
 
 
 
どこまでも青い海。
なんか、船長もカッコいいし♪
 
20160609サントノラ島4.jpg
 
たまに別次元に身を置くって、大切なことだなって思う。
 
いま見ている光景が夢なのか、過去が夢だったのかよくわからない。
いいも悪いも、記憶がおぼろとなって遠ざかっていく。。。
 
ちょうど、海と空の間の蜃気楼の中を朦朧(もうろう)と歩いているような気持ち。
 
 
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波止場に降り、少し坂を登った上から見下ろす海岸線。
波に浸食された岩の形が面白いし、ミネラルのせいで?水がとても青い。
 
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上陸後、海岸沿いの道を歩きながら、まず、お弁当を食べる場所をさがす。
 
見晴らしの良い、そしてちょっと座りやすい場所はないかしら。
 
 
 
ということで、海の見える小高い場所の、日陰のベンチに腰を下ろしたが、
やっぱりもっと明るい場所を求めて、海の近くに行ってみた。
 
 
20160609サントノラ島15lunch.jpg
 
この日のお弁当は、最高のお米と、香り高い海苔で作った大きなおにぎり。
日本から、お米と海苔と味噌、そして電子レンジ用の炊飯器はいつも持っていく。
 
ゆで卵と、カンヌの市場で買った鶏のから揚げとフライドポテト。
空気が乾燥しているからかしら、バドー(炭酸水)が喉をピリピリと通って心地よい。
 
 
よいち「さとりさま、料理の腕はなくても、素材のお味とこのビューチフルな景色でなんでもうまく感じやすね~♪ うんとこさ働かされて、おなかペコペコだし。空腹が一番の味付けなんていいますしね!」
 
さとり「(-_-)/~~~ピシー!ピシー!」
 
 
 
20160609サントノラ島34.jpg
 
②につづく
 
 
 

グローバルな香水のデータベースサイト「FRAGRANTICA」にパルファンサトリのロングインタビューが掲載されました。日本語にて、あらためて近日中にご紹介いたします。

 

➤リンク先ページ FRAGRANTICA

 
 
 
 
 
 
 
 
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