よく晴れて暑い。今日のパリ34度。ヴァンドーム広場にて、リシャールミルのイベント。
たまたま歩いていて、ベンツのヒストリーカーが並んでいるところに遭遇。
時計ブランド、リシャールミル(Richard Miille)のブティックがヴァンドームに8月2日にオープンするので、そのためのデモンストレーションのようである。パリでは大きな会社がスポンサーになったイベントをよく見かける。
「最高質のパーツを集めた高度な技術を駆使した、いわば「レーシングマシン」に匹敵するエクストリームウォッチを製造することなのです。」(ブランドウェブページから)http://www.richardmille.jp/about/
リシャールミルは「時計界のFI」というコンセプトだそうだから、このイベントはあえてのクラッシック、ちょっとひねった趣向なのかしら。場所が歴史あるヴァンドーム広場だしね。
時計のことはあまり詳しくないのだが、リシャール ミルは一流品を集めた某デパートの展示会で見かけたことがある。印象として線が太くダイナミックな感じで、でも、ごつい感じではない。
昔は18金などでできていて「重いから高級」なんてイメージもあったけど、いまではそれも野暮ったい。ダイヤがたくさん入っているからいいという考えも、貧しさの裏返しだわね、なんて。
究極の機能やデザインに価値を見出すというのが、数寄者、道楽者なんだろうな。
古いベンツのスポーツカーも素敵だけど、
リシャールミルの時計のデザインでは、ナダル(RAFAEL NADAL)のモデルの中で私はRM035が好き。
犬も歩けば棒に当たるというが、出逢いというのは歩かなければない。
わからないなりに、見るということは刺激になっていいと思う、パリの一日。