ピカソ美術館/渡欧7日目 Antibes
アンティーブの海を背に、ピカソ美術館のテラスにて。
今回の渡仏の大きな目的、「茶壷香水さとり」をグラースの国際香水博物館に収蔵するにあたり、コーディネイトして下さったフレグランススペシャリストの地引由美さんと南仏で合流しました。
翌日のミッションを前に、リラックスモードの一日。今日は冬のピカソ美術館に来ました。地引さんのお友達で、南仏在住の悦子さんの車で連れて来ていただきました。
カンヌから10キロ、車で20分ほどでアンティーブに到着しました。昨日の冷たい雨が今日はカラリと晴れて、11月というのに日差しの下は汗ばむほどです。
左側にある建物がピカソ美術館。もともとグリマルディ家のお城(Grimaldi castle)だったそうで、のちに市の博物館となり、ピカソがその一角をアトリエとして一時期借りていたそうです。
もともと歴史ある建物を改修(2008年)しただけあって、落ち着きと明るさを兼ね備えた素敵な館内です。
階段はシックでリズミカルな色合いですし、手すりや窓はすっきりとして優雅な線を描いています。
中庭を抜けると、そこは紺碧の海。このお城は海岸沿いに建っていたんですね。海防の要(かなめ)だったんでしょうか。
テラスにも彫刻作品がたくさんあり、コートダジュールの明るい光、海、空気にひときわ映えていました。
南仏の記憶がまぶしいのは、この一帯の石造りの家の、白い石灰岩のせいかもしれません。
★2017年はこのピカソ美術館を空振りしたので、マティス美術館に行きました。
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