パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

スカボローフェア Scarborough Fair

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どこか遠くから懐かしい曲が流れてきて、
とても好きな曲だったのに思い出せない。

鼻歌で旋律をたどってみても、すごく知っているのに出てこない。

しばらくしてからポンっと出て来た。
「スカボローフェア、サイモンとガーファンクル。」

忘れるなんてありえないのに。
やだなあ・・・。

 

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Are you going to Scarborough Fair?
Parsley, sage, rosemary and thyme,

 

「スカボロー市に行くのかい?

パセリ、セージ、ローズマリ、タイム」

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この曲がヒットしたときはまだ子供だったと思うけど、はやりすたりに関係なく、しばらくずっとラジヲから流れていたと思う。

当時は悲しげできれいな曲だなあと思っていただけで、深い意味を知っていたかも忘れてしまった。

だけれど、もう一度歌詞をよく読んでみたら本当に哀しくてせつなかった。

 

 

ローズマリーは「記憶」だから、歌詞の中の他のハーブにもそれぞれ意味が込められているのかもしれない。

 

 

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