パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

オーラを撮る 高崎勉 Tsutomu Takasaki

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高崎さんはオーラを撮れる人だと思う。

 

誰が撮っても、シャッターを押せば景色は同じはず、見えるように撮れるはず...。

しかし人は同じ光景を前にして、同じように見ているわけではない。

形ではなく、そのものが醸し出している雰囲気、情緒、オーラ。

高崎さんの写真をみると、「カメラが写すんじゃない、人が写すんだ」って納得する。

 

そんな高崎さんの写真集「Silhouette」。
「静寂の中に感じる自然の息遣い」というサブタイトルがついている。

NPO法人「日本の写真文化を海外へプロジェクト」が2月から4ヶ月連続で月に3名ずつ(計12名)の写真家を選出し、桜花出版からシリーズとして発表される。その中の一冊だ。

この真っ赤な表紙が12冊、書店に平積みされたら圧巻だろうと想像する。
さすが一流のデザイナーとプロデューサーが手がけるだけあって、つい手に取りたくなってしまう装丁だ。

しかし、この「silhouette(シルエット)」の写真は一体どうやって撮ったのか?
写真家にはすごく興味のあるところだろう。
中身についてくどくは言うまい、書店に走るべし。

 

高崎さんと私の不思議な出会いについては、過去に描いている。

私の香水の写真を撮ってもらえる、この幸運に感謝している。 

 

 

 

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