グラースの香水博物館に行った時、ミュージアムショップで可愛い絵葉書を見つけた。
ポエムがそのまま花の絵をかたどっている。
どこかで見たような・・・?
日本に帰ってきてから、洋書の本棚を探してみた。
数年前、パリの蚤の市、クリニャンクールで買った詩集の絵本にそっくり。
でも、サインがちょっとこの人とは違うようだ。
ランバンの記事でもこの本の表紙の写真を載せたが、
これはランバン監修の香水ブックで、Louise de Vilmorin(ルイーズドビルモラン)の書いたもの。
中のいくつかのイラストは見たことがあるので有名な香水のポスターだったのかもしれない。
花売り娘のパラソルには、「Arpege(アルページュ)]や、「Scandal(スキャンダル)」、「My sin(マイシン)」などの香水名が見られる。
次のページには、そのイラストのスケッチとポエムが。
彼女のイラストには淡い郷愁があって、サンテグジュペリとも共通する、フランス的な香りを感じる。
ルイーズドビルモラン 1902年に生まれ、1934年に最初の小説を発表してからすぐに成功する。
Louise Lévêque de Vilmorin,