パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

2016-01-01から1年間の記事一覧

サントノラ島へ!一人で渡ってみる① Cannes Saint Honorat

カンヌの沖にあるレランス諸島の中で、一番大きなセントマルガリータ(サンマルグリット)。 前日に7~8人(子連れ)のパーティーで、そのマルガリータ島に連れて行ってもらった。 そこはそこで素晴らしかったのだけど、隣にはもっと小さ島があるという。 …

FRAGRANTICA-Parfum_Satori ロングインタビュー

FRAGRANTICA - Parfum Satori - Long Interview www.fragrantica.com Marlen Harrison: Osawa-san, although Japan does not have a long history with personal perfumery the way some European cultures do, Japan does have a strong appreciation for a…

FRAGRANTICAにロングインタビュー掲載!

FRAGRANTICAにロングインタビュー掲載 グローバルな香水のデータベースサイト「FRAGRANTICA」にパルファンサトリのロングインタビューが掲載されました。日本語にて、あらためて後日ご紹介いたします。 ➤リンク先ページ FRAGRANTICA http://www.fragrantica.…

カンヌのマルシェにて魚を買う Cannes

今回は移動が多く、カンヌからアムステルダム、そしてパリへと3か所を回った。 そのたびに3週間分の荷物の入ったスーツケースを荷ほどきして、荷造りしたりで本当に大変。 ラボに通ったり、ショップ訪問(&ディナー)などに一日中明け暮れ、 アップしたい…

オランダ便り AMSTERDAM

オランダ、アムステルダム「アニンドリアパフュームラウンジ(annindriya perfume lounge)で、パルファンサトリの香水が販売されています。 こちらはニッチ香水専門のブティックで、取扱いブランドのパフューマーの写真が並んでいます。 私の写真も上から3番…

カンヌの海岸にて Cannes,

「さとりさま、せっかくフランスにきたっつうのに、なんかあっしの出番少なくありやせん?」 「もうー、自分のことだけでいっぱいいっぱいなんだから、お前まで面倒見きれないよ」 「ちぇ、観客があっしの登場を待っているっていうのに・・・」 「文句を言わ…

セントマルガリータ島③ 海藻のベッド Saint-marguerite island  Cannes

というわけで、セントマルガリータ(サンマルグリット)島で、みんなでランチをすることになった。 島の中を歩き、カンヌの町と反対側の海岸に出る。 彼らはよく来るので、お気に入りの場所があるようで、「ここだここだ」と言って小さな入り江に降りていく…

セントマルガリータ島②  Saint-marguerite island  Cannes

セントマルガリータ(サンマルグリット)島は、カンヌの沖にあるレランス諸島の中で最も大きい島。 島なので当然、四方は海に囲まれている。 しかし坂を上り、島の中をめぐる道を歩くとそこは森の中。 歩いても歩いてもこのような景色が続き、また分かれ道が…

ピンクのバラ Cannes

最初の白いバラが終わってしまったので、別のバラを買ってきた。 中心が淡いピンクで、外がグリーン。 テラスに似合う南仏のバラ。

セントマルガリータ島①  Saint-marguerite island  Cannes

週末、知人の家族と6人で、近くの島へピクニックに行くことになった。 カンヌから船で15分ほどのところにある、セントマルガリータ(サンマルグリット)島は、私の部屋からも見えるくらい近い。 急な誘いだったので、どんなところかなどあまり知らないままつ…

南仏の花 ラベンダーフレンチ Lavender

フレンチラベンダー 咲いたばかりのハイビスカス、 花弁が厚く艶があり、まるでビニールでできているみたい。 夜につぼんで、朝開く、を繰り返している。 ランタナ? アガパンサスのつぼみ。 なんだろう。マメ科の花であることは間違いない。

ズッキーニのフリッター zucchini_Cannes

zucchiniの天ぷら。 市場の横の鶏肉やさんの店先できれいなお姉さんが揚げている。 写真撮ってたら、お姉さんにひとつ試食でもらっちゃった♪ 紙で包まれたzucchiniのフリッター。 ひとくちぱくり。 なかから熱いオイルがじゅわっと出てきて口の中がやけどし…

白いバラを買って Cannes

昨年まで滞在していたアパルトマンのお部屋は、カンヌの湾のほぼ反対側で、西に面していて日没が見えた。まさにニュアージュローズ、バラ色の雲の広がる景色。 今回は違うお部屋を借りてみた。リビングが東に面しているので、朝陽が入る。 ちょうど丘のあた…

市場へ買い出し カンヌ,Cannes,

ホテルじゃなくて、アパルトマンのいいのは自炊できるところ。 長い旅行なら、部屋でリラックスして食べたいもの。 ただ買ってきて並べるだけで、やっぱり「おうちごはん」になる。 初日は市場へ買い物に行って、オリーブとサーモンを中心に野菜少々チーズ少…

カンヌ アパルトマン Cannes apartment

カンヌのアパルトマンのお部屋 滞在初日。 いっぱいに開いた窓から潮風が入ってくる。 どんなに広い家でも、30分経たないうちに全部の部屋を散らかしてしまう自信があるので、スーツケースを開ける前に撮っておいた。 リビングからベッドルームへ続く廊下。 …

さとりと与一 もうすぐ出発 Satori

「私の名はさとり その意味は「AWAKE」 しかしいまだ悟らず」 与一「・・・って、さとりさま、なに黄昏(たそがれ)ちゃってんですか!」 さとり「与一こそ、久々の登場に張り切ってるみたいじゃないか」 与一「最近じゃ年に一回くらいしか出番が無いでや…

雀 スズメ tree sparrow

昔に比べて、都会では雀の数がずっと減ってしまったような気がする。 ありふれた鳥なのに、生き物が身近に少ないせいか、 貴重なもののようにも思える。 掃き出しの窓の前に座って、毎朝の一服をしながら静かに待っていると、時々近くまで寄ってくる。 そっ…

蛍(ほたる) 毎朝の一服 Lampyridae tea ceremony

草の葉を落つるよりとぶ蛍かな 芭蕉 訓、は母の雅印。 若いころから道楽はしているというものの、陶芸にしても俳画にしても、 上手(じょうず)から見れば下手(へた)かもしれない。 本人は人に見せるつもりがないのを、ネットを見ないことを幸いに、私が勝…

蛇の目傘 Janome-Umbrella

母の作、蛇の目傘のお皿。 本家があって、「伊万里染付傘形皿」を写したものだが、不揃いな形が愛らしく、縁のそり返しが母の工夫であるように思う。 昔、栗田美術館で見たあと、たまたま「目の眼(株式会社里文)」昭和56年(1981)8月号という美術雑誌…

檸檬(レモン)の花 Citrus Limon

檸檬、レモンの花は5弁。 ツボミは淡いピンク色で、開くと白い。 昔、家に小さなレモンの植木鉢を買ってきたときは、もっと小さな花で、臙脂色のつぼみだったような気がするが、これはかなり立派だ。 種類が違うのか、温室で環境がいいせいだろうか。 柑橘(…

鵜飼(うかい) 毎朝の一服 tea ceremony

鵜飼(うかい) 毎朝の一服 tea ceremony 昔懐かしい、鮎のお菓子が食べたくなった。 たぶん、このところ和菓子店でちらちらと目にしていたからだろう。 世の中に現れている季節感を、なんとなく感じているのかもしれない。 「そういえば、そろそろ鵜(う)…

チュベローズ Polianthes tuberosa

植物名 チュベローズ学 名 polianthes tuberosa L. 和 名 月下香(ゲッカコウ) 分 類 リュウゼツラン科 チューベローズ属 説 明 物物学的には全くローズとは無関係で、リュウゼツラン亜科の球根草花である。 香りについて 甘く濃厚な、肉厚の白い花の香り。…

カッコイイお父さんバンザイ!/父の日に Mother Road 66

カッコイイお父さんバンザイ!/父の日に Mother Road 66 朝、会社に行く支度をする。軽くシャワーを浴びた後、シュッとマザーロード66を胸元にひと吹き。 パリッとしたワイシャツを着てネクタイをきりっと締め、玄関で靴を履いていると、 愛娘が走り寄っ…

毎朝の一服  early_morning Tea

茶碗の縁(ふち)の口当たりが、お茶の味を左右する。 よく言われる事だけれども、年を取ってようやく実感するところである。 季節にふさわしい茶碗なら格別の味わい。 例えば、 志野(しの)のふっくらとした口当たりでいただく冬の抹茶。 青磁(せいじ)の…

My Perfume Organ ③ 私の調香オルガン台

My handmade perfume organ. The lower part of it was made by cutting a single plate of wood. I've been looking for my sketch but I still can't find it. I wish I could show it to you, though it was just a life-sized image drawn by hand on co…

毎朝の一服 初夏のお茶 early_morning Tea

毎朝の一服 初夏のお茶 early_morning Tea 大きくて丸い葛ざくら(クズザクラ)。 中身に対して、箱がちょっと大きいのでは?と感じたのは確かだ。 案の定、持って帰る途中で中で寄ってしまい、形がつぶれてしまった。 でもお味はそのまま。 上品な甘さでお…

テントウムシとスズラン lady beetle & Muguet

テントウムシは特徴的な柄で、愛嬌(あいきょう)がある。 小学生の頃のクラスメイトは、シールや、文房具のモチーフとしてひとつやふたつは持っていたような気がする。 テントウムシのサンバが流行ったのは中学生くらい? 「赤、青、黄色の衣装を着けた、テ…

朴(ホオ)の木の花 Magnolia obovata thunb

大きな朴の木(ホオノキ)の花。 花の王様である。 毎年ゴールデンウィークあたりに決まって満開になる。 1~2輪咲いているだけで、甘くフルーティな香りが漂ってくる。 満開の時期には、20センチもある巨大な花が、一つの樹に100輪は咲くのではないか。圧倒…

父の日のお勧め香水  Parfum satori / For Him

多くはいらない、選りすぐった上質なものだけを身近に置きたい...。"イリス オム"はそんな方のための、知的で上品な香りです。 使っているのはレモンやベルガモットなどイタリアのシトラスと高品質のイリス。最後に残る木の香りが穏やかです。素敵なお父様に…

ブルーベル スパニッシュ Hyacinthoides hispanica

ブルーベル、これはイングリッシュ種ではなくスパニッシュ種だと思う。 イングリッシュブルーベルは、強いハニーグリーンノートだが、スパニッシュの方が弱い。 ブルーベルはヒヤシンスやツルボの仲間だから、同じような青臭いハニーグリーンなのは理解でき…

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