パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

2011-01-01から1年間の記事一覧

茶の花 チャの木 いい香り 新宿御苑

お茶の白い花 ツバキ科の仲間の植物 お茶の木に白い小さい花が咲いている。 あの、葉を緑茶にして飲む木だ。紅茶も、ウーロン茶もみなこの茶の木の葉。 さざんかも茶の木も椿も、同じ椿の仲間である。サザンカは晩秋の今の時期に咲き、椿は冬のさなか、年が…

ツワブキ つわぶき いいにおいの花 石蕗、艶蕗

つわぶきなんて、家の北庭のような薄暗い所に咲いていて地味な花のイメージがあった。でもここ新宿御苑の一角には、たくさんのつわぶきが伸び伸びと、今をさかりに咲いている。

秋明菊(シュウメイギク) 新宿御苑

秋の菊と書いても、キク科の花ではない。蕊や花びらの付きかたをみると同じキンポウゲ科のアネモネによく似ている。

十牛禅図(じゅうぎゅうぜんず) /休日読書

実家の化粧室に、小さな額がかかっている。 白い紙の真ん中に大きな丸が一つ。そして下に小さく「八、人牛俱忘」と書いてある。 いつも見るたびに「この絵はなんだろう・・・?」と思っていた。 しかし外へ出ると忘れてしまい、ときどき絵を掛け替えることも…

枇杷の花 びわ

枇杷の花のつぼみ 子猫のちいさな握りこぶしのようなびわのつぼみ毛布みたいに毛が生えているの。 びわの花はとってもいいにおい。年が明けたらたくさんの花が開く。 新宿御苑、親子のように大きな枇杷の木の前に小さな枇杷の木。 どちらもたくさんの実がな…

赤い実 カラスウリ

赤く色づいたカラスウリ。今週のよく晴れた水曜日に、新宿御苑で撮影した。 冬枯れの中に、ハッとするような赤い実が目を引く。 なんだか得した気分で、とっても嬉しくなってしまう。

秋のソメイヨシノ、桜

今日咲いていた桜 ソメイヨシノ。これは確かに季節外れのサクラ、2輪だけついていた。勘違いして咲いたものの、10月前半の暖かさから急に気温が下がったので、首をすくめて寒そうに見える。

フジバカマの香り 秋の七草

今日、ようやく新宿御苑のフジバカマが開花した。 匂いはまだない。(吾輩は猫である、名前はまだない、じゃないけれど)というのは、生花よりドライフラワーにするといいにおいがするからだ。 桜の葉を塩漬けにするとあの甘い桜餅の匂いがするように、この…

秋のバラ 新宿御苑

新宿御苑で秋のバラが咲き始めている。 これはジャストジョーイ。とてもいいにおいのする、大輪のアプリコット色のバラ。 フリルの真ん中に、金色の蕊(しべ)の冠。蜂は夢の中にいる。

ほおずきチェリー「なでしこ」 食用のホオズキ

ほおずきチェリー「なでしこ」という、食用のホオズキ。 デパ地下の野菜売り場で売っていた。和紙にくるまれた果物かしら、と思ったら、なんとホオズキだった。 フルーツトマトのような大きさで、色はみかん色。きちんと箱につめられてなんとも愛らしい。

季節外れの桜 ジュウガツザクラ

最近季節外れの桜が秋に咲いたとニュースになっている。 「桜は春に咲くもの・・・」私もそう思っていた。 しかし本来、桜は秋に咲いていたという説がある。

カルバンクライン CK one 素敵なロマンス

1995年。香料会社で働きはじめたM子さんは、あるパーティーで出会った男性がつけていた香水にハッとする。 当時まだ、日本では売られていなかったカルバンクライン CK one (シーケーワン)は、彼女の勤めていたスイスの香料会社が手掛けた香りだった。

朝の参拝 明治神宮

朝は空気が甘い。 昨日の月曜日は祭日開園だったので、新宿御苑は今日は代休。そこで、明治神宮にやってきた。

秋の新宿御苑 母子森

秋の日差しが神々しいまでに美しい、新宿御苑。平日の朝はいつも人がいなくて、自分の庭にいるみたいだ。 母子森は派手な花もなく、木や草と水生植物が中心の静かな場所で、私の癒し処。台風で倒れてしまったせいか、今年はガマの穂が少ない。、

キンモクセイの花散るころ 新宿御苑

キンモクセイの花散るころ 新宿御苑 新宿御苑のキンモクセイ、やっぱりずいぶん花が散ってしまった。 夜半の雨が上がって、すっきり晴れた秋の新宿御苑。おとといも強い雨、昨日は夜にざっと降って風も吹いたから、三角花壇のキンモクセイがどうなったか気に…

オスマンサス Osmanthus キンモクセイ(金木犀) 新宿御苑

オスマンサス Osmanthus キンモクセイ(金木犀) 新宿御苑 キンモクセイは、香料では学名をとってオスマンサスと言う。 ちょっと可愛い音。 英語だと、fragrant orange-colored olive。オレンジ色の匂いのするオリーブの木だなんて、長すぎる~。 これは、お…

「志賀直哉(しがなおや)」居住の跡

白樺派の文豪、志賀直哉の居住の跡。ここは大江戸線の六本木駅から歩いて5分ほど路地を入ったところだ。こんな都心の、六本木ミッドタウンの裏にあるとは知らなかった。

十月桜(ジュウガツザクラ)新宿御苑

十月桜(じゅうがつざくら)が満開だ。ずっと近辺を歩いていたのに、なぜ気がつかなかったのかなあ。

ソネット(叙事詩/小さな詩)

ソネットとは、14行からなる韻を踏んだ詩のことである。 もともとは「小さな詩」から始まり、のちにイタリア風、フランス風、イギリス風に確立していった。シェイクスピアの14行からなるソネットは有名だ。 事典によると、「英語などと違い、日本語では韻を…

新作香水「ソネット」 9/30 今日発売

香水「ソネット」(叙事詩)は、子供時代の幸せな思い出。それはいつの世代にも繰り返し訪れる暖かい記憶を指しています。 この香りの中心にあるオスマンタス(きんもくせい)は、幼いころから私の大好きな花です。毎年、秋の透明な空気の中、このオレンジ色…

キンモクセイ 一番花 新宿御苑

キンモクセイ 一番花 新宿御苑 今年の秋は新宿御苑の金木犀(キンモクセイ)の写真を撮ろうと思い、今朝は事前チェックに行ってきた。 いつも千駄ヶ谷門から入るが、ゲート入口にいる女性の職員の方はとても親切。

新作香水ソネットが25ans(ヴァンサンカン)に紹介されました。

「25ans(ヴァンサンカン)」11月号に新作香水「ソネット」掲載 新作香水「ソネット」が、本日9月28日発売の25ansヴァンサンカン11月号に紹介されました。 編集者の極私的お気に入りをピックアップ、エディターズ・プライベート・レシピのコーナーです。 …

こんな場所でハート見つけた!

こんな場所に、ハート♡ ハートって、日本の図柄ではないと思ったけど、意外なところで発見した。

マシュマリスト 生マシュマロ大好き

マシュマロ亭の生マシュマロ。おおきなマシュマロは、口の中でとろけるようにふわっふわ。 いちごとチョコレートをいただいたのだー。

ヒガンバナ 彼岸花

木立の下、枝を透かして光が落ちる。秋の日差しを浴びて、燃えるようなヒガンバナ。 少し前は一本だけだったのに、株立ちしてあちらこちらに彼岸花が咲いている。

暑さ寒さも彼岸まで 秋の新宿御苑

暑さ寒さも彼岸まで、というが、本当にそんな気分だ。 さわやかな秋の一日、新宿御苑を散歩。この2-3日でぐっと秋らしくなってきた。

ソネット(叙事詩)パルファンサトリ 新作香水

Sonnet(叙事詩/小さな詩) 夕暮れ時の透明な日差しが 部屋の奥まで伸びて 花の香りが呼んだから 庭のテラスへおりてみた 橙色の星の花を 白いハンカチに包んで 私と似た面差しの 6つの少女が笑っている 花は時を告げるように 季節とともに巡ってくる 追憶の…

秋分(しゅうぶん)

陰陽の中分となれば也(暦便覧) 今日は秋分。昼と夜の長さがほぼ同じになる、秋の彼岸のお中日でもある。

Japanese sweets /Wagashi-2

Japanese sweets AKIKUSA - Autumn grass Japan has four distinctive seasons, which have build Japanese people's susceptibility nature. Autumn is the harvest season filled with joy, but it also brings a feeling of loneliness. The simple desig…

クロワッサン プレミアムに「ニュアージュ ローズ」が紹介されました

「クロワッサン プレミアム」11月号に「ニュアージュ ローズ」掲載 クロワッサン プレミアム11月号の香水特集「秋には秋のフレグランスを」に、パルファン サトリの香水「ニュアージュ ローズ」が紹介されました。 "女優コートに合わせたい、ドラマチック…

Copyright © PARFUM SATORI All Rights Reserved.