パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

カッコウアザミ アゲラタム

111109カッコウアザミ2.jpg

カッコウアザミ、という名前が印象的でずっと覚えていた。


英国文学の翻訳物に、抒情的な風景描写の中に出てきたのだと思う。
原書ではもちろんカッコウアザミなどと書いてあるわけはないが。

漢字で書くと「郭公薊」、英名は「アゲラタム」ともいう。

 

紫と白がある。。

米粒のような蕾から糸のような花びらが出る様は、フジバカマに似ていると思う。

同じキク科だし・・・ 。

 

 

原種は匂いがあると聞くが、これは園芸種なのか匂いが感じられなかった。

チョウは何を頼りに蜜を求めてやってくるのだろう?
私たちにはわからないほどでも匂いを見つけてくるのだろうか?

 

 

111109カッコウアザミ.jpg

明治神宮わきの花壇にて

 

➤植物事典 カッコウアザミ キク科 カッコウアザミ属  学名:Ageratum

 

Copyright © PARFUM SATORI All Rights Reserved.