パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

ぼっちゃんだんご BOCCHAN

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バイトのT君が卒業し、企業に就職してから男手がなくてちょっと困っている。

年末からアトリエの模様替えをしているので、正月というのに中は散らかり放題。
家具を入れ替えるので、どうしても体力のある若い衆が必要だと思っていたのでT君に声をかけてみた。

「正月休みはどうなってるの?」と聞いたところ、暮れから愛媛の友人宅へ遊びに行き、夜行バスで3日の早朝に帰ってくるという。
そこで戻ってきたその足でアトリエに手伝いに来てもらうことにした。

断っておくがT君は与一ではない。もっとも、バイト時代はおやつを買いにひとっパシリしてもらったこともあるが。

 

正月早々の労働で気の毒だったが、松山からのお土産まで買ってきてくれた。
これは愛媛、道後温泉の名物だという「ぼっちゃんだんご」。

夏目漱石の小説『坊っちゃん』で、
「大変うまいと云う評判だから、温泉に行った帰りがけに一寸食ってみた」
とでてくる名物の団子である。

このダンゴを買い食いしたことが原因で、ぼっちゃんは生徒たちにからかわれたりするのだが。。。

まさに「ダンゴ」の典型という色と形。ちょっとつまめるくらいの大きさが可愛らしい。

 

おもたせのダンゴを食べながら、
「ネエネエT君は、今度はいつこれそうなの?」

やはりダンゴを手にぱくつきながら
「当分これそうにありません」

「エー、ゴールデンウィークとかは?」

「うーん・・・たぶん無理!」

口説いてみたがもう懲りたようである。

しかたなく残りの片づけは、私を含む乙女たちの細腕で行ったのであった。

 

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さとり「おかえりよいち、初夢は見たのかい?」

よいち「へい、あっしが一人で人力車を引いてたところ、突然大地が揺れだし「液状化だ!」とパニックになったら、そこはさとり様の腹の上だったという夢でやす。」

さとり「大沢 在昌の『撃つ薔薇』じゃなくて『波打つ腹』か・・・」

 

 

 

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