パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

・アンティーク

Chant D'Aromes  シャンダローム 1962年

シャンダローム、香りの歌という名の香水。1962年。 1階のサロンというかここのお店、ごちゃっと和骨董やら工具やら道具やらあって、外から見ると何をやっているのかよくわからない。普通のお店っぽくないので、ウィンドウからのぞいても、ドアを開けるのが…

Diorissimo 1956年 ディオリシモ ディオール

ディオールのピアニシモでディオリシモ。1956年。

Le Narcisse noir 1911年 キャロン ナルシスノワール

Narcisse noir (ナルシスノワール) 黒水仙という名の香水。1911年

A'Suma 1934年 ア・ズマ コティ  ラリックボトル

コティのA'Suma 1934年 ラリックボトル

L'air du tamps 1948年 レールデュタン ニナリッチ 香水ランキング・FR-20

L'air du tamp (レールデュタン)、「時の流れ」という名の香水。1948年

TABU 1932年 ダナ タブー

「禁断」という名の香水。1932年。

Jicky 1889年 ゲラン ジッキー

↑ 4オンス(60ml)のジッキー。初めは男性的な青いボトルだったが、のちに女性用としてこのボトルに変更された。 ☆ 香水名 ジッキー(Jicky) ☆ 発売年 1889 ☆ タイプ セミ・オリエンタル ☆ パフューマー エメ・ゲラン(Aime Guerlain) ☆ ブランド ゲラン (…

L'HEURE BLEUE 1912 ゲラン ルール・ブルー

「蒼い時」と言う名の香水。1912年。

Vent Vert 1945年 ヴァンヴェール バルマン

ピエールバルマン ヴァンヴェール、「緑の風」という名の香水。 1945年(47年という説も有)

OMBRE ROSE 1981年  ジャン・シャルル・ブロッソー オンブルローズ

オンブルローズ、「バラ色の影」と言う名の香水。1981年。

キャロン ポワ―ブル 1954年 CARON POIVRE

ポワーブルはペッパー、胡椒という名の香水。 1945年。

ニナリッチのカプリッチ Nina Ricci Capricci 1960年

☆ 香水名 Capricci ☆ 発売年 1960年 ☆ 香調 フローラルアルデハイド ☆ パフューマー Francis Fabron ☆ ブランド NINA RICCI(ニナリッチy) Capricci(カプリッチ)は、父への愛情と重なって、私にとって特別なそして初めての香りである。 その日、洋行帰りの…

Heliotrope 1892/1924年 ロジェガレ ヘリオトロープ

写真は未開封のロジェガレ、ヘリオトロープ。 ☆ 香水名 ヘリオトロープ(Heliotrope) ☆ 発売年 1924(1892) ☆ ブランド ロジェガレ (ROGER&GALLET ) ====

Jean Patou JOY 1930 (ジャン・パトー ジョイ)

ローズとジャスミンのアコードで有名な香水、ジョイ。同じく贅沢な材料をふんだんに使った「1000」(ミル)は確かにいい匂いだが、ジョイの方が香水としての完成度はずっと高い。 古いボトルを掌にのせてそっと鼻を近づけると、蓋をあける前にもかかわら…

ローラアシュレイ NO.1 LAURA ASHULEY

丸みを帯びた形と、ボトル全体にあしらわれた花々が愛らしい。 ローラアシュレイ№1,1989年。

フォーセブンイレブン 4711 1680年

オーデコロンの名前の由来は、「ケルンの水」。 ☆ 香水名 ドイツ、ケルン(地方で作られた)の水 ➤フランス語でコローニュの水 ☆ ブランド 4711 ☆ 発売年 1860 ☆ パフューマー 写真はパルファンサトリのantique香水コレクション

香水の絵本 Louise de Vilmorin ルイズドビルモラン

グラースの香水博物館に行った時、ミュージアムショップで可愛い絵葉書を見つけた。ポエムがそのまま花の絵をかたどっている。どこかで見たような・・・?日本に帰ってきてから、洋書の本棚を探してみた。

工具の魅力 41

工具の魅力 使い込んだ古い道具、とりわけよく手入れされた工具には惹きつけられる。 いつもの朝は野菜や果物、生花の市場なのだが、 月曜日だけアンティークの市が立つ。 朝の待ち合わせはこの市場の反対側。グラースの会社に行くために、車に乗せて行って…

石の花 フルールドロカイユ キャロン 1933

これを書くために、アンティークバージョンの香りを少しつけてみる。うっとり。

モードの寵児、ジャックファット/Jacques Fath

1940-50年代、ジャックファットはクリスチャン・ディオールとともに戦後のパリ・モード界に君臨する。偉大なデザイナーには、いろいろなタイトルがかぶせられる。ディオールは「モードの神様」、ジバンシーは「モードの神童」、サンローランが「モードの帝…

懐中時計 と 櫛  アンティーク 2

私が最初に持った懐中時計は祖父の形見である。小ぶりだがとてもきれいで、とくに鎖の桔梗の中心に小さなパールが入っていてかわいい。古い古いケースには、右から左へ、小樽の工藤時計店と書いてある。

懐中時計 Poket watches アンティ-ク

時計のコレクターはたくさんいるだろうから、自慢できるようなものではないけれど、この懐中時計は女性らしく可愛いところが気に入っている。

ソワール・ド・パリ ブルジョワ(パリの宵) soir de Paris /Bourgois

パリの夏は夜9時半ころまで明るくて、少しづつ少しづつ青みを帯びていく。インクを流したような紺色から、完全に真っ暗になるまでのあいまいな時間。昔は街角にガス灯が灯ったに違いない。

アールデコ時代のポスター-2

昨日に続いて昔のポスター。こちらは石鹸のようだ。なんともロマンチックで、色遣いがきれい。

デコ時代のポスター-1

この香水のポスターは本当に大好き!

再会 ジュルビアン ウォルト 2

「夜、ちょうど夜明け前、あえてさよならと言えずに、私はあなたのところに帰ってくるから」ウォルトの昨日の5つの香水をつなげて言うとこうなる。

「私は再び戻ってくる」①(ジュルビアン/Je reviens)1932

その香水の名はジュ・ルビアン。「再会」の意味をもつ。

コティ パウダーケース ラリックデザイン ②

コティのパウダーケースはいろいろなデザインがあり、エンボスのような立体的な印刷になっている。写真は、その柄見本。

コティ パウダーケース ラリックデザイン ①

コティ Cotyのパウダーケース。デザインはラリック。

思い出のラベル 古い香水

つい最近、香水の授業が終わった後のことである。 一人が千代紙の束を持ってきていた。一緒になって「この柄はかわいい」とか「この色合わせはいけない」とか好き勝手にいっているうちに盛り上がっちゃって、みんなで遊んでいた。 「ねえねえ、これ見てー!…

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