パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

パリで晩ごはん foie gras&escargot

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先週パリへ来てからの毎日は、暑くて集中力が落ちているのか、思うように運ばないこともあったりして、普段の3倍くらいのエネルギーを使う。
土曜日にざっと一雨降って以来、朝の温度は少し下がって過ごしやすくなった。


さて、この日は仕事が終わって、お部屋に帰る途中、魅力的な店構えの食品店を見つけた。
いい店は外から見た感じで匂う。

入ってみたら、やっぱり当たりだ。
もしかしたら日本のガイドブックなんかでは、すでに取り上げられて有名なのかもしれない。

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フォアグラとか、いろんな瓶詰とかオリーブのものとか売っている。

この前日にマレ地区でいくつか見つけた食料品店は悪くなかったのだけど・・・少しツーリスト向けっぽかったり、ただ古いだけっぽかったり。

いまいち買う踏ん切りがつかなかったのだが、ここではあれこれ買うことに決めた。


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天井も、キャッシャーも、昔っぽくて、とっても素敵。
レジのお姉さんもキビキビしてきれい♡



お会計を済ませ、一度外に出るも、店の前にテーブルが出ているし、ふと見ると隣が併設のレストランっぽい。

こ、これはうまそうな感じ。。。
「今日はここでディナーにしませんか?」

と、連れを誘う。

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パリでは暑さと疲れで食欲がなく、朝抜き、昼抜き、夜はお部屋で簡単なものを食べる毎日。

たとえば電子レンジでご飯を炊いて、味噌のおにぎりに上等の海苔をまく。
これは私のソウルフード

またはバゲットにバター、野菜とチーズ。
そしてワインボトルは、ガソリンタンクのようなものである。

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「せっかくキッチンがあるのに、毎日パンにサラダじゃ乗り切れないわよ、今日は栄養のあるものを食べなきゃ」
と連れに言われてその気になる。


量が多そうなので、モアチエ(シェア)しながら何品か頼むことにした。

この、エスカルゴは丸々としてツヤもあり、見るからにおいしそう。
ガーリックの匂いが、食欲をそそる。

ワインは赤。
あまり飲むと、帰りが大変なので今日はグラスで。

冷たいほうにしてもらう。
期待通り、タンはあるけど軽めの赤で、こんな疲れた日には楽に飲める。

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そして、素晴らしいフォアグラ!

私は日本ではフォアグラはめったに食べない。
脂っぽくてなんだか胸焼けがしてしまうから。

でも、このフォアグラはフレッシュですごく美味しい。
ライ麦の薄いトーストに塗って食べると、まるですっごく上等のバターのよう。

驚くのは、上の付け合わせはなんと寿司で食べる「ガリ」。

確かに、このガリの酸味とジンジャーの辛さが、フォアグラをさっぱりさせる。
日本食はこんなところまで浸透しているんだなあと感心してしまう。



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チキンサラダ。
トマトの味が濃くて、生き返る。
今フランスは猛暑が続いているので、野菜がよくないうえに高騰しているのだ。
またこのチーズがブラボー!

さても16歳の夏に初めてパリに来た時、駐在員の方に連れられて入ったレストランで食べたランチがチキンサラダ。

そのころの日本では、チキンをサラダに入れるなんてしなかったのかなあ?
なんか、びっくりするくらい美味しくて、滞在中は連日チキンサラダを食べたっけ。


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うわー、牛肉頼んでみたらすごく大きすぎる!
それに、付け合わせのニョッキも、こってり~。

でも、肉質がさっぱりしてるから、意外といけちゃうかも。


といいつつ、平らげてしまう。
肉って、消化がいいのかしら?




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左が食品店、右がレストラン。
エチエンヌマルセル通りから、モンマルトル通りに入ったところ。
たぶん。

COMPTOIR DE LA GASTRONOMIE,
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プチトリアノン(Petit Trianon)」

フランス、ヴェルサイユ宮殿離宮、プチトリアノンは情趣あふれる田園風景を愛した王妃マリー・アントワネットがもっとも幸せに時を過ごした場所といわれています。

18世紀のフランス宮廷御用達調香師、ジャン・ルイ・ファージョンが素顔の王妃に捧げた香りをイメージし、また偉大な調香師自身へのオマージュとして、パルファン サトリの"プチトリアノン"が誕生しました。


おそらく彼のアトリエには、たくさんの香料と花々の香りが満ちあふれ、彼の髪や衣服からは、夢見るような香りが漂っていたことでしょう。
極めて優雅な時代に、真実の美を追求した人へのあこがれを、この香りにこめました。やわらかな花々の間に、凛とした横顔が感じられます。

シトラス(柑橘)とヒヤシンスグリーンのフレッシュなトップノートから始まり、ミドルノートにはローズやジャスミンすずらんをはじめとする、当時 の宮廷で好まれたさまざまな花の香りを取りあわせました。白いブーケの清潔な香りは、暖かなサンダルウッドとムスクに変化していきます。

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