
チケットは前もってフランスのネットで買った。
フィックスなら安いが、行きのエアフラで痛い目にあったので、予約変更可能なチケットを選ぶ。
田舎の駅なのに、近代的。
びっくりは、なにより改札口がない。
全部、車内で車掌さんが改札する。

来た来た。
ホームは、到着時間少し前にならないとゲートが開かない。
TGVに一人で乗るのは初めてなのでちょっと緊張する。
私は2階の席を取ったのだが、大きいスーツケースを持って、狭い階段をあがるわけにはいかないので、いち早く乗って、1階の荷物置き場を確保しなければならない。

やれやれ、席についた。こちらは二人掛けだが、反対側は1人掛けの席。
あれれ、一人掛けの椅子をリクエストしたはずなのに・・・。
パリまでは3時間半、席はゆったりしてリラックスできるけど、寝るわけにもいかず。
バドーとパンオショコラ、パンオレザンなど、おやつを食べたりして過ごす。
少しネットを見ていたがモバイルワイファイは、切れたり繋がったりで不安定。
本も読んじゃったしな。
外を見れば、繰り返す田園風景。
日本だと、列車の窓からは田んぼや畑の中に、看板だとかヘンテコな建物があって、雑多な感じだけれど。

ようやくパリのリヨン駅に着く。
すごく広いし、暑いし、さすがにここからはタクシーに乗ることにする。
と思ったら、タクシー乗り場は長蛇の列。
それに、なかなかタクシーが来ない。
1時間くらい待ってようやく乗ることができた。
日本で旅行するのとは違って緊張もするし、移動だけでもかなり疲れる。

やっぱり、見慣れたこういう建物を見ると、パリに来たっていう気分になる。
でも、とにかく暑いし、暑いからよけいに街は臭うし汚い感じ。
どうしてもっと掃除しないのかなあ。
海外に出ると、日本って本当に清潔な国だって再認識する。
この日はもう、部屋でゆっくり過ごすことにした。
アパートメントホテルなので、近くのスーパーで食材を買ってお部屋で食事。

これは、別の日に通りかかったときに撮ったノートルダム寺院。
うっかり上など向いていると危ないので、見張り付きで。
いつ、何度とっても、同じようにきれいに撮れる建物だと思う。
プチトリアノン(Petit Trianon)」
フランス、ヴェルサイユ宮殿の離宮、プチトリアノンは情趣あふれる田園風景を愛した王妃マリー・アントワネットがもっとも幸せに時を過ごした場所といわれています。
18世紀のフランス宮廷御用達調香師、ジャン・ルイ・ファージョンが素顔の王妃に捧げた香りをイメージし、また偉大な調香師自身へのオマージュとして、パルファン サトリの"プチトリアノン"が誕生しました。
おそらく彼のアトリエには、たくさんの香料と花々の香りが満ちあふれ、彼の髪や衣服からは、夢見るような香りが漂っていたことでしょう。
極めて優雅な時代に、真実の美を追求した人へのあこがれを、この香りにこめました。やわらかな花々の間に、凛とした横顔が感じられます。
シトラス(柑橘)とヒヤシンスグリーンのフレッシュなトップノートから始まり、ミドルノートにはローズやジャスミン、すずらんをはじめとする、当時 の宮廷で好まれたさまざまな花の香りを取りあわせました。白いブーケの清潔な香りは、暖かなサンダルウッドとムスクに変化していきます。