パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

6月のパリ、Paris 2

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パリの遅い夕暮れ、ぽつりと灯りのともった部屋から光が漏れる。
こんな景色がパリ。
 
住んでいる人はただ生活しているだけなのだろうけれども、生活そのものが芸術品の中にある。
環境こそが感覚を磨く唯一の教師。
 
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オランジュリー美術館は小さいけれども印象派をたっぷりと堪能できる。
モネの睡蓮の部屋は、まるでジヴェルニーにいるような夢心地。
絵を見る、というよりも、モネが愛した庭を一心に描くその情景を観る。
 
採光といい広さなど、さすがに自国の芸術を知り尽くしているからこそできる展示方法。
 

 
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テュルリー公園の中を歩くと、いくつもの彫像が何気なく置かれている。
右と左で引き合う二人?
 
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この日はサンジェルマンのマルシェから始まって、ヴァンヴのアンティーク市、戻ってきてオルセー美術館の前をセーヌにそって下り、橋を渡ってオランジュリー美術館へ。
テュルリー公園をルーブル方面に戻り、バスに乗ってサンジェルマンのホテルにまた帰ってくるコースで、結局2万3千歩も歩いていた。
 
フェイスブックではリアルタイムに足跡をたどれる。
 
 
 
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与一「東京だよおっかさん」
さとり「ばかだねあれはエッフェル塔
 
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