パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

パリのパサージュ ギャルリ・ヴィヴィエンヌ Galerie Vivienne

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屋根つきの商店街って言ったって?
建物の間の小道を繋ぎ、ガラス製の天井をつけた素敵な空間。
 
ギャルリ・ヴィヴィエンヌは1823年に作られた。
パサージュの中でも装飾が特にきれいだと思う。
 
連なるアーチと彫刻。
 
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古代ローマの壁面装飾とか新古典主義とか、詳しいことは知らない。
けれど、アンティークガラスを通した柔らかい光に浮かび上がる女神のレリーフや、象牙色の壁が美しいことは、ここに立てば感じることができる。
 
 
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床のモザイクもきれい。
 
 
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建てられたのは1823年なのに、時計には1795の文字が?
 
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優美な曲線を描く吊り照明。
ごてごてしていないからいい。
 
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丸いドーム型の天窓から見る、夕方でもまだ明るいパリの空。
 
 
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この中に入れば、まるで19世紀にタイムスリップしたかのよう。
ワインの店、雑貨、古書店、カフェなどが並ぶ。
 
インテリアにコストをかけなくても、並べるだけでとても素敵なもののように見える。
実際、素敵なんだけど。
 
 
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