パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

フランス、ヴァンヴの蚤の市

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ヴァンヴへはサンジェルマンから95番のバスに乗って1本で行けるからとっても便利。
 
でも、最近は少し品薄で、欲しいものが少なくなってしまった。
大物(高価なもの)は買わない。おこずかいで変える旅の思い出的なもの。
 
香水の専門店も少なくなってしまい、いいものに出会うチャンスがあまりない。
 
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と思っていたら、ありました、香水の専門店。
私の買ったのはホワイトリネンのパルファン。未開封エスティーローダーの香水だ。
アルデヒドタイプで、アイロンをかけたリネンのような香りがする。
 
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このお人形は、もともとアメリカのものだが、珍しいのはメイド・イン・オキュパイド・ジャパン。
日本が占領下にあった時代にわずかに作ったものだからとても珍しい。
ヨーロッパの輸出向けに作られたそうである。
 
熱心に勧められたが、日本製を買って帰るのもねえ。。。
 
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古い香水はほとんど持ってるからなあ・・・。あまり期待はしなかったんだが、今回はカーネーションの柄の、きれいなパウダーケースを買った。これはさっき向こうの店でもうちょっと高かった。
 
 
初めの店で買ってしまうと、後でもっと安かったりすることもあるけれど、なかったからと言って戻ってみたら、もう売れてしまったということもよくある。
 
出会いと縁、タイミングというのがとても大事だ。
「楽しい雰囲気でいる」、ということが、いい縁と出会える秘訣なのかな、そう思うこのごろであった。(と、まとめてみた)
 
 
 
 

 

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