クロモジ
クロモジ、黒文字の花。 毎年この時期になると、散歩の途中には必ず見に行って、蕾が咲くのはいまかいまかと心待ちにしている。 直径1センチに満たない小さな花の集まりだけれども、白いうぶげの生えた葉の若い緑が映えて、遠目でもよく目立つ。 過去のブロ…
まだ浅い春に、こんな風に明るい朝の日差しを浴びて、うっすらとうぶげが光るような、みずみずしい、みどりの小さい芽吹きが好きだ。
クロモジと言えば、お茶席で出される主菓子(おもがし)につけられる、4寸ほどの長さのよい香りのする楊枝(ようじ)である。 また、料亭などでも食後にクロモジの小さな楊枝を出される。 人前のお席ではいくらなんでもシーハーできないのであるが、そういう…
続き・・ とりあえず黒文字(クロモジ)を一本手にして、下へと道を急ぐ。降りてんだか、ずり落ちてるんだか、よじ登ってきたような急な坂を下るのもつらい。が、道がおかしい・・・。