オーバカナルは、パリの気分をちょっぴり味わうにはいいお店。
昔は原宿にあって、パンとバターがフランスで食べるのと同じくらいおいしくて、「これにワインがあったら料理はいらないよね」などと憎まれ口をきいていたものだったが、無くなって寂しく思っていた。が、しばらくしてまた、紀尾井町にできたので、時々寄っている。銀座、赤坂にもあるらしい。(と聞いていたがHPを見たら京都や博多にもできているのね。)
黒文字(くろもじ)採りに行った子とは別の、それより以前、フランスに連れて行ったアシスタントR子ちゃんと久しぶりにランチに行った。梅雨の合間の、雨のない休日。当時の珍道中の思い出を、笑い転げながら食べる。(いずれご紹介)
食事をする所で写真を撮るなんて、はしたない行為と思っていたが、最後に出てきたカプチーノがあんまり可愛くて、お店の人に断ってパチり。まわりにパン屑が散ってるのはご愛敬。
昔は自分の思い出に写真を撮ったものだけれど、今はネットを通じてだれでも載せられるし見れる。写真を撮られるほうの気持ちになると、どんなふうに書かれ、いつどこで紹介されるかわからないので、不安や不快もあると思う。だから、あまりずかずか踏み込むようなことは慎まないといけない、と思う。
お店の人は明るくてきびきび、お休みの日には心が軽くなる、くつろげるお店だと思う。