ライチ
よく通る地下鉄駅の改札口を出たところに、いつも期間限定で数件の屋台が出ている。いろいろな県の物産を扱っていることが多いのだが、今日は「国産ライチ」だというので足が止まった。 ライチといえば昔は缶詰が普通で、10年ほど前にようやく生の輸入が始ま…
花びらが載っているのはバラの香りのチョコレート。初めはカカオの香りが主体で、口の中で溶けるにつれて、バラの香りが広がってくる。甘酸っぱいライチがローズと合わさったと思うとふっと抜けていく。
中国の生のライチは種が小さく、果肉が多い。 香りが強く甘みも濃い。固いうろこのような外皮を向くと、白いむっちりとした実が出てくる。 昔、日本で出はじめの頃食べていたライチは別品種のもので、生なのに缶詰のように触感がぶにぶにして、水気の少ない…