・ローズ・Rose・バラ
YOU TUBE [The Rose Poem] (Ⅰ) The Rose of Paris Cold, a little sweet And capriciously sulky
▶ ユーチューブ動画 ここをクリック 「フランスの薔薇」ムービー 薔薇の詩(uta) (一) パリの薔薇は 冷たく少し甘く 拗(su)ねてみせる (二) 薔薇の褥(shitone)に 午後の陽は眠くかかり もの憂げな匂いをひらく 蕊もあらわに (三) はい,私はたしかに 「…
まめでなければ、いい花は咲かせられない。
天は二物を与えてしまった。美しさと、有用さ。 ローズは、女王にふさわしい。 その香り、色、形、姿。薔薇は古来多くの賛辞を浴び続けてきた。 ボッティチェリにある「ビーナスの誕生」にも祝福されているように、バラは美の価値だけで充分なのに、なぜさら…
バラのバトン。記憶が蔓のように手繰られていく。 初めて育てた赤いバラ「タチアナ」。 それからつるバラや四季咲き、ミニチュアなど少しづつ増え、庭はバラでたくさんになった。 黄色のバラにはは匂いがなかった。香りのある黄色は少ないと思っていた。淡い…
赤と白のどちらが好きかと言えば、私は白が好きだ。でも、思い出深いのは深紅の、匂いのするバラだ。「タチアナ」という。 昔、30年近く前に一番初めに買った苗で、育てやすく、珍しい種類でもない。 ビロードのような感触の、ごくオーソドックスなバラであ…
開花とともに、しずしずと6本の雄蕊を従えて、雌蕊は中央に屹立する。しべの先は潤い、あたりに濃厚な匂いを漂わせる。 においは、どこから発生しているのだろう? 昔、家の一角にカサブランカの球根を、10球ほど植えていた。夏の夜、硝子戸をあけて庭をみる…
レトリカは、色々な文学の中に出てくる、比喩表現をまとめた事典。 例えば、香水の項。 「香水の表情とは、(中略)香気のもつれに出る細かい幻想の糸の織り成す感情の展開のことです。(後略)大手拓次『香水の表情について』」(レトリカ、p116) たとえば…
ホテルニューオータニのサンローゼ、1階の角に、すてきな紅茶のお店ができていた。 いつも、正面玄関から車に乗ってしまうので気がつかなかったのだが、4月にオープンしたようだ。 ヨーロッパ調の家具でまとめられた店内の、カウンターでティスティングが…
そして昼下がり・・・。白昼なのに誰も歩いていない。 ランチのあと、2時半からディナーまでの朧な時間。 明るいひざしだけがまぶしい。
子供のころあこがれた、シルクタフタのバラ色のドレス。スカートがはなびらのようになっている。そんな感じ。 バラは、蕊も美しい。 南仏グラースの会社のすぐ近くに、香料植物園がある。 今はバラの真っ盛り。 ものすごい種類と数。 香料の採れるバラではな…
私はもっと、お庭バラのような、野趣のあるオールド系のローズがすきなのだけれど、ここにはこれがとても似合っている。 パリのプチホテルは静かで、ロビーにはいつもそんなに人がいない。少しうす暗い光の具合が、この赤いバラをとてもきれいに見せている。…
今日の活け花 ベルテッセンとモッコウバラ。 ベルテッセンは、クレマチスの仲間でこれはたぶん ブルーベル。 キンポウゲの仲間だけあって、種類によってはどことなくクリスマスローズなんかとも蕊のあたりが似ている。 大きな6枚の花弁のクレマチスより、う…
りんごの香りは、誰もが好きな匂い。
今や東京で買えないものはない。というくらい、たくさんのおいしい食べ物、飲み物、オシャレな雑貨などが輸入されている。
花びらが載っているのはバラの香りのチョコレート。初めはカカオの香りが主体で、口の中で溶けるにつれて、バラの香りが広がってくる。甘酸っぱいライチがローズと合わさったと思うとふっと抜けていく。
いまどきはバラも花盛り。ここグラースで咲いているローズ。香料用の2大品種のひとつである。
JR代々木駅からちょっと入ったところ、明治通りの裏側に、ちいさなお花屋さんがある。いつか紹介しようと思っていたのだが、「草の実」というこのお店は、一見しただけではあまり目立たない普通の生花店だ。でも、揃えてある花が違う。
前々回、伊織さんの小説について書いたが、なぜ「ダックスフントのワープ」なのかつながりはまだ触れていなかった。それは連想。
ばらのステム(茎)をよく見て
一般的にバラの天然香料というと、ダマスクローズ(ローズエッセンス)とローズ・センティフォリア(ローズアブソリュード)の2品種があります。
バラの香りを再現するために、単品香料を合せて再構成したものがバラの調合香料です。
バラの香りは、「バラ」という一つの香りでできているわけではありません。