昨日に続き、これもパルファンサトリのライブラリーからアンティークの香水本のポスター。Erizma Paris(1885~)というブランドのSirda(1925)という香水。
1925年といえばアールデコの時代。これも浮世絵風。
このポスターの花は枝垂れ梅だと思うけれど、葉が出ているのでちょっと変だ。
19世紀のパリ万博以来始まったといわれるジャポニズム。
広重がゴッホに影響を与えたのは有名であるが、その後もヨーロッパ美術がいかに日本の影響を受け続けたかということが、このような商業アートにも垣間見える。
このERIZMAというブランドはもうパリにないと思うが、Coquin,Kiki,Lotion de Merdici's,Oeillet Empire,Sirdha,Thamyrisという商品を出している。