パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

サクラ、陽光、Prunus yoko zakura

サクラ、陽光(ようこう)は割と早く咲くのだけれども・・・。このサクラは花の持ちが長いような気がする。 年が明けたと思ったらもう3か月、一年の四分の一が終わってしまった。この分じゃ10年、20年あっという間・・・。ってそんなに生きるつもりなのかっ…

サクラ、アメリカという品種 prunus yadoensis matsumura america

アメリカ、という品種。色が濃くて丈夫そうで、海外風な感じ。 風情はちょっと異なるけれど、これもまた可愛い。 そもそも、ヒマラヤで生まれ、アジアに広がり、極東の日本で独特の文化の中で愛されたサクラ。 それがまた欧米に広まって、世界中で愛でられて…

高遠小彼岸桜,タカトオコヒガン,Cerasus×subhirtella (Miq.)Masam. & S.Suzuki

高遠小彼岸桜,タカトオコヒガン。ああー、急がないとどんどん桜が終わっちゃう! 今日は雨になってしまったが、これは金曜日の新宿御苑。うらうらといい天気だった。 なんといっても、ここ新宿御苑には65種類の桜がある。そのうちで私が発見できたのはまだ半…

ヨコハマヒザクラ 横浜緋桜 Prunus x kanzakura 'Yokohamahizakura'

うわー!これもプリティー♡ ヨコハマヒザクラ(横浜緋桜)だって。 あんずとか、スモモの花みたいに大きい。 まだ若い木だから、幹もすらっとしている。 新宿御苑にて。 ヤマザクラ系の兼六園熊谷と、寒緋桜の交配種。 ヨコハマヒザクラ 横浜緋桜 Prunus x k…

シダレザクラ Cerasus spachiana f. spachiana

やっぱり、シダレザクラ(枝垂桜)はきれいだな~。毎年同じようなアングルから撮るけれど、この角度が好き~! 明日はあまり天気が良くないそうだけれど・・・。 ちょうど満開。花のドームの中にいたら「ハアーっっっ」て感じ。 シダレザクラ。ベニシダレよ…

春の花 flora

ラッパ水仙はリトルプリンセス。。これ冠(かんむり)っぽい。 ムラサキハナナ 。大根の花的な。 レンギョウは黄色い蝶の大群 ユキヤナギ、サクラ(陽光) ハチジョウキブシ、ビーズのような。 レンギョウと。 春の花々。

クロモジ(黒文字)の新芽 Lindera umbellata

なんだかドキドキしてしまう一枚。 生まれたばかりのクロモジの新芽は幼くて、産毛(うぶげ)がフワフワしている。 花も、ソフトワックスで作ったみたい。自然の作品ってすごいなあ。。。

ヒサカキ Eurya japonica

ヒサカキの花は小さくて地味、でもアップでよく見るとなかなか可愛かったりする。 枝にびっしりと咲くヒサカキの花は姿よりむしろそのにおいの方が目立つ。 異臭といってもよいだろう。 毎年、桜の時期に公園を歩いていると、都市ガスの漏れたようなにおいが…

ソメイヨシノ sakura  cherry blossom

ソメイヨシノ、開花。東京でも、予報より1日早く咲いた。これは新宿御苑のソメイヨシノ。 ソメイヨシノはやっぱり桜の代名詞的な種類だもの。 今日はうらうらと暖かく、本当に春を満喫した。 花は誰かのために咲いているわけではない。でも、実用でないもの…

三寸アヤメ Iris sanguinea

矮性種の三寸菖蒲、ちっちゃいアヤメ。 花だけを見ると、立派なあやめなのだけれども。この場所は日当たりが良く暖かいので、3月の早い時期にもう咲いている。 色変わり。 これも三寸ほどしかないので、三寸アヤメかと。 班のある蝶の羽のようだ。

ハクモクレン 白木蓮 Magnolia denudata

ハクモクレン(白木蓮)は辛夷(コブシ)とよく似ているので間違えやすい(実際私も混同していた)。 ハクモクレンは大ぶりで花弁が広い。過去の写真を見て確かめたところ、コブシは花の付け根に葉がぴろっとついている。 このマグノリア類の白い花には特別…

蕗の薹 フキノトウ Petasites japonicus

これはフキノトウ(蕗の董:Petasites japonicus)。すっかり伸びて花が咲いた。 野菜など成長しすぎて、食べごろを過ぎてしまうことを「董(とう)がたつ」というが、まさに董がたって食べられないフキノトウ。 フキノトウが雄花と雌花と異株ということは、…

ユキヤナギ 雪柳 Spiraea thunbergii

ユキヤナギがぽっちりと。枯れたような枝に初めての一輪が咲いた時は本当に心が明るくなる。 群舞の美しさがユキヤナギの身上(しんじょう)。本来はこんな風にアップで大きく撮るような花ではないのだけれども。 ユキヤナギは丈夫な木で、特に手をかけなく…

今咲いています!クロモジ(黒文字)の花 Lindera umbellata

クロモジと言えば、お茶席で出される主菓子(おもがし)につけられる、4寸ほどの長さのよい香りのする楊枝(ようじ)である。 また、料亭などでも食後にクロモジの小さな楊枝を出される。 人前のお席ではいくらなんでもシーハーできないのであるが、そういう…

ミモザとアカシアとネムの木と 銀葉アカシア Acacia baileyana 

ミモザとアカシアとネムの木と ギンヨウ(銀葉)アカシア 春一番が吹いて、木が大きく揺れている。 毎年、ギンヨウ(銀葉)アカシアの黄色い花に気がつくのは、なぜかこんな風の強い日だ。暖かさに油断して、薄着をしたとたんの風でちょっと肌寒い。 なぜそ…

青いヒヤシンス,Hyacinthus orientalis

青い花は少し悲しい。そしてヒヤシンス。 ヒヤシンスは茎もきれい。 野菜のような緑がきれい、みずみずしくて。 一輪ずつのヒヤシンスの横顔を見ていたら、何かに似ている。この、くるんと反り返ったはなびら・・・。 それはお弁当に入っている、タコの形に…

ミツマタ 三叉 Edgeworthia chrysantha

ミツマタはねちっとしたハニーノート。満開の時期に近くによると、甘くて重い、そして少し鼻に痛い匂いがする。 今年もまた、ミツマタの咲く時期になった。そしてこの花が咲くとついに春がやってくる。 去年も同じようなアングルで写真を撮って、同じような…

シフォンケーキ chiffon cake

ふわっふわのシフォンケーキ。すごく大きい! ご近所のI氏より差し入れである。 どのくらいふわっふわかというと、こんな感じ。ボヨヨン~。 最近ケーキ入刀をすませたばかりのL子ちゃんに切ってもらう。 メープルのいい匂い~♡ しかし包丁が不適切だ。波…

マンサク 万作  Hamamelis japonica

春の朝、まだ桜にはちょっと早いほんのり芽ぶきの季節。 遠目でもうっすらと黄色くもやもやした木があったら、それはマンサク。 春一番に「まんず咲く」花、→マンサクとなまったらしい。 花はビニールのようなオゾングリーンの香り。 まるで「ヒドラ」か「く…

春の香りジンチョウゲ 沈丁花 2014

沈丁花 2014 沈丁花の香り 高く透明で甘酸っぱいグリーンフローラルと、低い方に感じるやや重いバルサミックのハーモニー。それは寒暖のせめぎ合いにも似ている。 暑苦しいチュベローズに比べ涼しげな香り。 最初のジンチョウゲの香りは、冷たい空気の中にピ…

生徒さんのウェディング パフューム 引き出物 wedding perfume

先日結婚したスタッフのL子ちゃんは、パルファンサトリのフレグランススクールで香水の勉強もしています。自分たちらしい結婚式ということで、何もかもがこだわりの感じられる、すてきなお式でした。 ウェディング会場やブーケは紫でシックにまとめられてい…

折詰弁当 BENTO Japanese cuisine

知人のF氏がひいきにしているお弁当を、お昼に差し入れてくれた。なにしろ美味しいから食べてみて、という。 レトロだが、小ざっぱりした包装紙を開けると「おおっ!」いろとりどりのお惣菜がたくさん入って、なんかとっても期待できそうな感じ。一見すると…

一枚流しあんみつ羊羹 Yōkan

久しぶりに訪れたGさんが、羊羹を持ってきてくれた。ダイエット中・・・とチラと頭をかすめたが、ちょうど夕方の小腹のすく時間、これは食べないわけにいかん!とばかりに早速みんなで頂くことに。 あけてびっくり、箱の中にはなんとあんみつがそのまま一枚…

ビー玉 Marble

若いころの恋なんて、お宝箱の中にしまってあるビー玉のようなもの。 とりだして眺めて懐かしく思ってみても、またそれで遊んでみようなんて気にはならない。

石油ストーブのにおい oilstove

石油ストーブの上でやかんがしゅんしゅん言っている。 暖かい。 電気を使わない昔ながらの石油ストーブ。久しぶりだな~。 川口の方へ和紙の工房へ出かけたこの日、昔ながらのお蕎麦屋さんでお昼をとった。このやかんのへこみ具合がなんともいい感じだ。 メ…

紫の花のアレンジ wedding arrangement

うちのスタッフのL子ちゃんが、先週ウェディングパーティーだったの。 花嫁さんのブーケは紫のアネモネで、可愛くてシックだったわぁ。アネモネはL子ちゃんが大好きなお花。 会場は紫が基調のお花がテーブルに。最高に洗練されている。 ロマンチックな紫のキ…

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