久しぶりに訪れたGさんが、羊羹を持ってきてくれた。
ダイエット中・・・とチラと頭をかすめたが、
ちょうど夕方の小腹のすく時間、これは食べないわけにいかん!
とばかりに早速みんなで頂くことに。
あけてびっくり、箱の中にはなんとあんみつがそのまま一枚の羊羹に。
オシャレ~。可愛い~。宝石箱みたい。
寒天が入っているので、これはカロリーは控えめに違いない!
「L子ちゃん、お抹茶点(た)ててね♪」
L子ちゃんは先日お嫁さんにいったばかり。
すっかり新妻らしい落ち着きが。
お茶の腕前も上がって、なかなかのお点前。
Gさんの家にほど近い、麻布の古くからある和菓子屋さんで、
昔からずっといるおばあちゃんがお店番をしているのだそう。
なんと、この箱のラベルも一枚ずつ手書きなんだとか。
中のリーフレットも手作り風でほのぼの。
羊羹は1枚になっているので4人で切り分ける。
しかし具材の分布によっては栗のない人、求肥(ぎゅうひ)の多い人がでてくる。
栗チームと求肥たくさんチーム、どれにする?
L子ちゃんは
「私はどっちでもいいです~」
といいつつモジモジしているので、
でも、どっちがいいの?とさらに聞いたら
「わたし、求肥好きです~」
じゃ、L子ちゃん求肥チームね。
これ絶対おしゃれ。
最近の「パッケージ可愛いだけスイーツ」に比べ、
このレトロ感といい昔から変わらない感じが素晴らしい。
寒天があっさりさとして甘いあんことのバランスよく、四分の一の大きさもペロリ。
美味しかった。
幸せ♡
麻布昇月堂,一枚流し羊羹