パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

生徒さんのウェディング パフューム 引き出物 wedding perfume

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先日結婚したスタッフのL子ちゃんは、パルファンサトリのフレグランススクールで香水の勉強もしています。
自分たちらしい結婚式ということで、何もかもがこだわりの感じられる、すてきなお式でした。

ウェディング会場やブーケは紫でシックにまとめられています。

 

 

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結婚式を控えた今年の冬、ずっと二次会のプレゼントを何にしようかと考えていたL子ちゃん。

「そうだ、自分の作った香水にしよう!!」

 

これはL子ちゃんがスクールで自分でデザインした香水を、
パーティーのご招待客のために小さなギフトにしたものです。

「MERCI」というネーミングに気持ちを込めて。

カードのデザインや香水説明は、全てL子ちゃんが考え彼と一緒に作りました。

 

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会場にはこの「MERCI」の香水フルボトルも飾られました。

 

~香調~

さわやかなシトラス・グリーン・ハーバルで
輝いたイエローグリーンのイメージに 
オレンジフラワー・バイオレット・ローズなどの
嬉しくなるフローラルのボリューム
アロマティークのうっとり感が加わり、
ラストはアンバーウッディの温かさで
シトリンのようなあめ色へとうつろう

         

 

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招待状、メニュー、席次表もご本人の手によるもの。


紙は海外にオーダーして、印刷して、切って、折って、タッセルをつけて・・・見本があるわけではなく、紙の選定からデザインまですべてがオリジナルです。

マーブルの紙の上には上品な紫のトレーシングペーパーが重ねられ、
その大人可愛さにハートをぎゅっとつかまれてしまいました♡


ハンドメイドといっても、もはや素人の手作りの域を越えています。
紙物好きの私としては、かなり感動しました。

 

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もちろん、お衣裳もステキ。 

ウェディングドレスのすそが後ろに長く引かれ、まるでシヤージュ。

本来は船が残す白い航跡(こうせき)のこと。
美しい人が通った跡に、残り香がたなびいていく、これをフランス語でSillageといいます。

式が終わった後も、香りとともにみなさんの心に思い出が残ることでしょう。

おめでとう、L子ちゃん☆

 

 

※ウェディング・パフュームは、スクールの生徒さんご本人の希望によりご自身でギフト用に作成したものです。
パルファンサトリの業務内容としてお受けしているものではありません。

 

 

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