パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

・春の花・植物

ミモザの日 FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ)

3月8日は、FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ)ミモザの日だそう。今日、新宿高島屋の前を通ったら、ミモザ(銀葉アカシア)が咲いていた。ミモザと桜は一緒に咲くような気がしていて、いつも予想外の早さにびっくりする。そういえば、いつも風が強…

大寒桜(おおかんざくら)Prunus ×kanzakura 'Oh-kanzakura'

大寒桜、オオカンザクラ。3月半ばころに咲く、中型のさくら。花びらの切れ込みが深く、フリフリしたところがロマンティック。毎年毎年、飽きもせず似たような写真...と思ったりするのだが、やっぱり花を見れば嬉しくて、嬉しければ写真を撮りたくなり、撮れ…

さわらび 早蕨 Pteridium aquilinum

石(いわ)ばしる、垂水(たるみ)の上の、さ蕨(わらび)の、萌え出づる春になりにけるかも志貴皇子(しきのみこ)春の喜びを詠う歌、蕨(わらび)の歌は万葉集からただ一首。ちいさな拳骨(げんこつ)を握ったような形は赤ちゃんの手にも似て、なんだか夢をいっぱ…

ふきのとう(蕗の薹)みつけた Petasites japonicus

枯れ葉の中にある、緑のギザギザした丸い葉っぱは、ふき(蕗)の葉。さて、どこに「ふきのとう(蕗の薹)」があるのでしょう?ふきのとう(蕗の薹)の天ぷらは大好きなんだけど、地面から芽をだしてるのをみたのは初めて。すでに大きく育って董(とう)のた…

カラスノエンドウ ヤハズエンドウ Vicia sativa subsp. nigra

小さいのに思いのほか目を引くかわいいピンクの花。よく見ればスイトピーに似て。形は、紫の藤(ふじ)にも、ピンクの萩(はぎ)にも、黄色のエニシダにも似ている。なんとなればみんな豆科(まめか)の植物だから。「悲しいかな!翼があると唯一知られてい…

ホシノヒトミ オオイヌノフグリ Veronica persica

この花の名前が「オオイヌノフグリ」というのは、結実した種子の形が犬のふぐりに似ているからだという。しかし、その実を見たことがないのは不思議だ。春になり、凍えた地面がやがて柔らかい緑でおおわれるころ、青い可憐な花がぱっちりと咲く。花はごく小…

さくら 駿河台匂い SAKURA Prunus lannesiana 'Surugadai- odora

新宿御苑には、いい香りの桜が何本かある。スルガダイニオイ(駿河台匂い)はその中の一つ。清楚な白の一重で、ハニーグリーンノート。もともと終わりかけの桜だったから、昨日の嵐で散ってしまっただろう。春が駆け足で去っていく。βフェニルエチルアルコー…

さくら、cherryblossom

ソメイヨシノを中心に、大島桜や山桜、駿河台においなど、たくさんの桜がつぎつぎと咲く。人も集まる。を見ているのか花を見ているのか、わからないくらいだけど、みんなの顔もほっこりほころんでいる。私は山桜系が好き、白い花に添えられた緑の葉が清楚で…

匂へどもしる人もなき桜花 Cherry Blossoms

匂へどもしる人もなき桜花 ただひとり見て哀れとぞ思ふ慶政上人 風雅和歌集 Cherry Blossoms Beautifully in full bloom Without being seen by anyone but me What a magnificent view It is expressing feelings of excitement and loneliness when enjoyi…

ヒヨドリと桜 cherryblossom_&_Hypsipetes

修善寺寒桜(しゅぜんじかんざくら)は、ソメイヨシノよりもかなり早く咲く。2週間ほど前のことだから、もう満開を過ぎ葉桜になりかけているだろう。満開の修善寺寒桜には、たくさんのヒヨドリが忙しく飛び回っている。ヒヨドリがいるときは、メジロはやって…

ヒヨドリ,鵯、Hypsipetes amaurotis

我が家のヒヨドリちゃん朝、私が一番にカーテンを開けると、ちゃんとベランダの手すりにつかまって待っている。朝茶の支度をして、部屋の中をうろうろすると、彼(彼女?)も、手すりの上を行ったり来たり。林檎の切ったのを投げてやると、すぐには食べない…

白いヒヤシンス hyacinth

うわー、白いヒヤシンスいっぱいの、花束をいただいた!花束が届いて白い包みをほどくと、なかにはヒヤシンスのつぼみがぎっしり。なんて素敵なのでしょう!私は白い花が大好き。そして、ヒヤシンスもとても好きな花。こんなに贅沢な花束ってあるかしら?お…

スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)春の妖精

スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)、すなわち春の妖精である。落葉樹林の冬、大きな木の葉はすっかり落ちて、日差しを遮るものがない地面は暖かい。まだ他の植物が眠りから覚める前に、スプリング・エフェメラルは葉を伸ばし始め、早春に花を咲か…

ホソバオオアマナ Ornithogalum orthophyllum

ホソバオオアマナ(細葉大甘菜)は、春先に咲く白い清純な花。茎の途中から分枝して、いくつも花をつける。もとはヨーロッパのものが観賞用に輸入されたものが、丈夫な性質のため徐々に里山に広がって行ったのだという。落羽松(ラクウショウ)の林床いちめ…

シデコブシ,Magnolia stellata,マグノリア,四手拳、

ちょうど、白蓮と同じ頃に咲くシデコブシ。こちらの方が少し早く咲き始め、やや長持ちするようだ。ピンクの花は開くにつれて白くなっていく。 同じマグノリアの仲間、白蓮に比べてシデコブシは細い花びら。香りは甘く爽やかで、少しジリっとしたジメトールと…

コブシ,マグノリア属,Kobushi magnolia

辛夷(コブシ)は、よく似た白蓮(ハクレン)より早く咲き、桜が咲き始める頃には終わる、そんな順番だろうか。これは3月下旬の写真だから、ほんの半月ほど前のこと。その桜も、ソメイヨシノの次の八重桜(ヤエザクラ)の時期に移っていて、本当に春は毎日が…

白妙(しろたえ)という名の桜 Cerasus serrulata 'Sirotae'

白妙(しろたえ)は、八重のさくら。やさしくて夢見るような花。花の重さに耐えかねて、うつむく姿が可憐である。大きなサクラというよりも、まるで小輪バラのように見えるけれども、悲しいことに棘(とげ)がない。こんなに従順では「世の荒波に蹂躪(じゅ…

タイハクというサクラ,太白,cherryblossom

その名の通り、大きくて白い、太白(タイハク)という名のサクラ。ほんわりとした香りがする。花柄の長さに対して花びらが大きいので、他のサクラより密度が高くみっしりと咲く。ポンポン手毬のよう。花びらが散るときは、ゆったりと、大きな曲線を描いてく…

桜の園,新宿御苑,散り際 cherryblossom

桜の園の、ピンクのドームのベンチの下でぼんやりと過ごす。包まれ感いっぱい♡風がやさしく枝を揺らし、はなびらとお日様がもつれ合って流れるとき、時は止まってしまう。でも、あっという間に時間は経って、もうアトリエに帰らなくちゃ。振り返れば、もう散…

ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ベニシダレ cherry blossom 2015

はじめの1輪を発見してから、わずかな間にすっかり開花したソメイヨシノ。白い花が重なって、うすべに色になる。ソメイヨシノはフェイントピンク。オオシマザクラは匂いがある。白い花びらが少し大きくて、明るい葉の緑が花をいっそう清純に見せている。個体…

ハクモクレン 白木蓮② Magnolia denudata 2015

このハクモクレンの樹がいかに大きいかは、右下の人物の大きさを見ればわかる。都内随一の大木といわれ、立て看板には樹高約14メートル、幹周約2メートルと書いてある。昨日の、20メートルはありそう、というのはちょっと大げさだったかも。すみれについて…

ハクモクレン 白木蓮① Magnolia denudata 2015

この暖かさで、新宿御苑のハクモクレンの花が一気に満開になった。ほんの2~3日前のことである。今の時期は花が次々と咲き、2日も出かけなければ、苑の様子はすっかり変わってしまう。とても見事なハクモクレン。ここ新宿御苑には、大きなハクモクレンの木…

スミレ,菫,Viola mandshurica

スミレ。やわらかくふくらんだ野の道を歩いていて、足元にふと気がつくと、もう紫の小さな花があちらこちらにぽっちりと咲いている。あでやかな桜だけではなく、こんなささやかなところにも、春の喜びが溢れている。スミレの学名、Viola mandshuricaマンジュ…

桜 ソメイヨシノ 開花 yedoensis 'Somei-yoshino'

桜の開花宣言が出された昨日今日、ここのソメイヨシノもずいぶんほころんできた。この桜の最初の一輪は18日だったのだが、ぱらぱらと開いている。それにしても、つぼみがぎっしり。もう、咲く気満々のソメイヨシノ。

シダレザクラ,新宿御苑,2015年3月22日,Cerasus spachiana

日曜日、とても暖かかったので新宿御苑にシダレザクラを見に行った。3月18日にはほんの数輪だったのに、ほんの1週間立たずしてこんなに咲いている。ざっと、3分咲きだろうか。 毎年繰り返される行事のようなものだけれど、サクラの開花は胸踊るものであ…

アセビ馬酔木 ピンク Pieris japonica subsp

アセビは、ピンクの風鈴のような花なの。普通のアセビ(アシビ・馬酔木)は白いけれども。ドウダンツツジのピンク、サラサドウダンと間違えそうになっちゃうけどね。 馬がこの葉を食べると酔っ払った様にふらふらするから、馬酔木っていうんだって。こんなに…

御苑のタヌキ(Raccoon dog)

タ、タヌキ!びっくり、新宿御苑にタヌキ(狸)がいるなんて?雑木林の中の道を、写真をとりながら歩いていると、後ろの方に気配を感じ、振り返るとそこには小動物が。『大きい猫かな?』と思った一瞬の後に見えた顔が尖っていて、目のあたりを中心に黒い。…

キブシ(木五倍子)Stachyurus praecox

ハチジョウキブシ、ひとつひとつはとても地味な花なのだけれど、房状になってたくさんぶら下がっているとまるで鎖のようで目を引く。玄人受けする渋い、藤のような。と思ったら、別名をキフジとも言うらしい。なるほど。淡い黄緑のチェーンが幾房も。まわり…

ソメイヨシノ咲きました!2015年3月18日Cerasus × yedoensis

新宿御苑のソメイヨソノ、開花。2015年3月18日、ことし初めての一輪だ。霧の晴れた暖かい春の午前。Cerasus × yedoensis

シダレザクラ、咲いています!2015Cerasus spachiana

シダレザクラ(枝垂桜)が少し咲きはじめている!ほんの一週間前は固いつぼみで、遠目には冬枯れのもの寂しい風景だったのに!つぼみがふっくらと色づいている。あともうほんの少しの太陽があれば、サクラはすっかり心を許して、小さく畳まれた花びらを伸ば…

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