パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

ミモザの日 FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ)

ミモザ、銀葉アカシア

ミモザの咲く日

 

3月8日は、世界女性の日、FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ)ミモザの日だそう。

 
今日、新宿高島屋の前を通ったら、ミモザ(銀葉アカシア)が咲いていた。
ミモザと桜は一緒に咲くような気がしていて、いつも予想外の早さにびっくりする。
 
そういえば、いつも風が強く寒い日にミモザが咲いているのに気がついて、写真を撮るときに花が揺れて撮りにくいなあと思う、そんな記憶がある。
 
毎年同じ時期に咲くに違いないのに、刷り込みってなかなかぬぐえないものである。前のブログを読むと、なんと、ほぼ同じようなことを書いているのであった。
 
20170308ミモザ1.jpg

 アカシアとミモザ

とはいえ、これはミモザでも、「銀葉アカシア(Acacia baileyana)」。
ただ、ミモザの香料はこの「銀葉アカシア」からは採れない。
 
本当のミモザは、「オジギソウ」のことで、フランスでいうミモザの木は「合歓の木」を指す。
 
どれも、マメ科植物ではあるのだが、見た目が全然違う。
 
なんかとてもややこしいことになっているので、毎年自分の過去のブログを読んで記憶の整理をしているのだが。
 
 
ミモザ、銀葉アカシア
 
ミモザは黄色くてポワポワしていて春っぽい。
幸せの色、春の色。
 
オレンジジュースとシャンパンのカクテル、シャンパーニュ・ア・ロランジュ(Champagne à l'orange)も、「ミモザ」って名前で呼ぶと
「パアー°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°」
っていう感じがする。
 
 
 
 
ニュアージュローズ白.jpg
 
 
南仏コートダジュールの夜明けや夕暮れどき、空のキャンバスいっぱいにバラ色とスミレ色が交差し、やわらかな雲の波間から海へと光が差し込む...そんな美しい情景を香りに託しました。
目を閉じて香りをまとうと、心にやさしい色と輝きがひろがり、新しい旅へと誘われる...。
ニュアージュローズは人生の喜びや美しさを情緒豊かに感じる女性のための香りです。
 
バラとスミレとアヤメとミモザに、ジャスミン・アブソリュがさらにやわらかく調和します。
 
  
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