ほんの2~3日前のことである。
今の時期は花が次々と咲き、2日も出かけなければ、苑の様子はすっかり変わってしまう。
とても見事なハクモクレン。
新宿口ゲートのあたりと、日本庭園の木はとても見事。
この木は樹齢130年、高さも14メートルとあるが、表示の古さから推測するとそれから何年も経っているだろうから、20メートルはあるのではなかろうか。
あたりに漂う香りが強い。
このことについては、ページを改めて比較して書いてみたいと思っている。
ハクモクレンのこんな大きな木を仰いでいると、花は崇高な使命を持っているように思えるし、そうではなくて、存在自体が崇高なだけのようでもある。
まるで、白い鳥が羽を休めていて、風が吹くと一気に飛んでいってしまいそうだ。