パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

・歳時記と日本のことば

植物界の契約/kingdom Plantae

植物界には厳格な契約があり、そのたゆまぬ履行によって秩序が保たれている。 日本人が几帳面な国民性を持ってきたのは、この「植物契約の中で育ったから」という考え方はどうだろう。 新宿御苑に通い始めてつくづく実感することは、植物たちは本当に生真面…

白露(はくろ) Solar term "Hakuro"

白露(はくろ)は二十四節気の第15番目。今朝は急に空気が変わって、陽の光が透明になったようである。 「大気が冷えて、露(つゆ」)ができるころ」という。

8月15日

月遅れのお盆、8月15日は終戦記念日でもある。 暑く、遥か遠くは騒がしく、そして静かな一日。

「大暑」夏の蒲(ガマ)の穂/Typha latifolia

今年は7月22日が大暑。大暑は暑さが極まる日と言われる。

七夕 天の川 星合いの日 「the Star Festival 」

七夕はいつも雨のことが多い。今年も二人は会えなかったのかなあ・・・。

日本の梅  梅の香り-1

梅の花 香りをかぐはしみ遠けども 心もしのに君をしぞ思う 市原王(いちはらのおおきみ) 梅の歌は、万葉集に119首に及ぶほど、古くから貴人に愛でられた花だ。鶯や雪と共に詠まれている歌も多い。この歌は、市原王(8世紀の皇女)が梅の香りに寄せて、中臣清…

福は内、福ハ内

これは鶴屋吉信製の和菓子、「福ハ内」 ふっくらとしたお多福豆の形をした桃山まんじゅうだ。中は白あんで、外はすりすりしたくなるような柔らかな肌触り。 節分の豆まきの時にお豆を入れる、枡の形の容れ物も可愛い~。

忙中閑あり、二人静

年末のこの時期、いそがしいそがしいそがし~とばかりに猛然と片づけをしているが、捨てても捨ててもまだ減らないこの書類の山、およびいつか使おうと思ったりいつか役立つと思ったサンプルやら試作品やら、よくこんなに要らないものをため込んだものだと思…

冬至日 2011年12月22日

今年の冬至は今日、22日。冷たくよく晴れた冬の日。 午前の陽を透かして、金色の最後の紅葉。これから、春に向かっていく!

秋分(しゅうぶん)

陰陽の中分となれば也(暦便覧) 今日は秋分。昼と夜の長さがほぼ同じになる、秋の彼岸のお中日でもある。

十六夜の月(いざよいの月)

昨日は十五夜だったから、今日は十六夜(じゅうろくや、いざよい)である。ほぼ満月に近い。

中秋の名月 十五夜

今まで漠然と、9月の中ごろの満月を「中秋の名月」と呼び、十五夜のお月見をする日だと思っていた。 お月見の日は、まん丸の月が出るのが当然だとも思っていたのである。

「処暑」 おとめ座の始まり

今日は二四節気のひとつ「処暑」で、おとめ座のはじまりなんだそうだ。====陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也(暦便覧) 暦の上では今日を境に暑さも峠を越えるそうだが、まだまだ油断ができない。(私の宿題も、峠を越えたが、まだまだ油断できな…

盂蘭盆 うらぼん

ちいさいころはお盆の行事がもっと盛んだったと思う。

走り雨(はしりあめ)

走り雨(はしりあめ) さあっと、通り過ぎるように降る雨。なみだ雨 俄雨(にわかあめ)など、日本には雨にも多くの名前がある。 それだけ、この地は雨の多い国だということだろう。この雨の多さが、湿度のある・・・しっとりとした国民性と感受性を育んだよ…

八月一日

八月一日、一年の3分の2が過ぎた。

風を感じて 風鈴

風鈴の音が、風を感じさせる。

冬至日、夕焼けと富士山

昨日の冬至日、富士山が夕焼け空にきれいなシルエットを描いていた。2010年の冬至は12月22日。

再び、さくら

をとめらのかざしのために、

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