パルファン サトリの香り紀行

調香師大沢さとりが写真でつづる photo essay

昼と夜の汀(みぎわ) France

私たちは太陽を追いかけているので、いっこうに日が暮れない。 2時間半遅れの出発で、パリにつくのは夜の9時半。あと30分あまりある。 窓からは金色の太陽が、やや下に見える。 機体が傾き、方向が変わる。 空と地平の境は淡くオレンジ色に染まり、水色から…

月とドコモ

17日の朝9時の月、NTTドコモビルと。新宿御苑から。 満月の月食から1週間、月の出る時間は遅くなり(早くなり?)半分になってしまった。 青い冬の空に浮かんだ月は不思議な感じがする。

十六夜の月(いざよいの月)

昨日は十五夜だったから、今日は十六夜(じゅうろくや、いざよい)である。ほぼ満月に近い。

盂蘭盆 うらぼん

ちいさいころはお盆の行事がもっと盛んだったと思う。

蒼い月

2010年5月23日のカンヌの月。 19時54分、蒼い空に浮かぶ月。 地中海性気候なので暖かいが、カンヌの緯度は東京より高い。この時期、夜10時近くまで明るい。 つい数日前、東京で同じ月齢の月を見た。背景の空は真っ暗で、どうしてだろうと不思議な気がした。…

満ちていく月 カンヌからパリへ 32

カンヌでの初めの1週間は連日嵐が続き、雷と豪雨の音に不安な夜を過ごした。朔(さく)を過ぎて、南仏の穏やかな気候が戻り、日の入りとともに現れる美しい月の形に心をとらわれた。 日ごと月の出は遅くなり、大きくなり、夜空にぽっかりと浮かんだ。古来、…

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