パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

「大暑」夏の蒲(ガマ)の穂/Typha latifolia

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今年は7月22日が大暑
大暑は暑さが極まる日と言われる。

24節気の12番目で、寒さ極まるという大寒(今年は1月21日)からはもう半年がたってしまった。
節気と言うのは「氣」の節目、大気の変わり目とでも言うのだろうか。

まだまだあとたっぷり1カ月半は暑さにふうふう言うのだろうけれど、暦の上ではこれから立秋に向かい、夏も盛りを過ぎていくはず。

 

真冬、枯れ果てて綿のような蒲の穂は、新しい茎をすくすくと伸ばしすでにガマの穂をつけている。

蒲の穂は秋のイメージだったが、季語は7月である。
夏と秋の境目は突然にくるのではなく、季節はひっそりと進んでいるようだ。

 

 

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