24節気の12番目で、寒さ極まるという大寒(今年は1月21日)からはもう半年がたってしまった。
節気と言うのは「氣」の節目、大気の変わり目とでも言うのだろうか。
まだまだあとたっぷり1カ月半は暑さにふうふう言うのだろうけれど、暦の上ではこれから立秋に向かい、夏も盛りを過ぎていくはず。
真冬、枯れ果てて綿のような蒲の穂は、新しい茎をすくすくと伸ばしすでにガマの穂をつけている。
蒲の穂は秋のイメージだったが、季語は7月である。
夏と秋の境目は突然にくるのではなく、季節はひっそりと進んでいるようだ。