パルファン サトリの香り紀行

調香師が写真でつづる photo essay

中秋の名月 十五夜

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今まで漠然と、9月の中ごろの満月を「中秋の名月」と呼び、十五夜のお月見をする日だと思っていた。

お月見の日は、まん丸の月が出るのが当然だとも思っていたのである。

 

十五夜は旧暦の8月15日、新暦では9月中旬。

 

今年の十五夜は9月12日、というので今日であるらしい。
しかし、12日というのは12日午前12時以降、つまり昨夜のことなのか、今夜のことなのか、ちょっと混乱している。

 

というのは、昨日の夜中に見た月もほぼ満月だったし、今日の月はちょっと歪んでいるような気もする。

 

そう思って調べたら、ちょっとずつ角度がずれていくので、十五夜だからと言って、きれいな満月とは限らないようだ。

 


しかし、今年の十五夜はきれいな満月だという。
じゃあ、やっぱり昨夜のことだったのかな?
うーん、書いていてややこしくなってきた。

 

母が言うには、
「月の出と月の入りでは少し大きさが違うのよ。だって、見てたらそうだもん」

ふうん。
西の空にいくと、ちょっとだけ太っている(痩せている)そうだ。

確かに、そうかもしれない。
一日づつ、階段状に急に太ったり痩せたりするわけではなく、グラデーション?でサイズが変わっていくわけだから。


あんまり気にしてみていなかったけど、こんど注意してみてみよう。

 

 

 

 

20110912満月菓子.jpg

この和菓子は、黄身でつくった黄身餡で、上にススキの焼き印が押してある。

月の中身はあんこだった・・。

 

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